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スタディストのリアル。執行役員と人事、転職エージェントが語る、事業と組織の現在地

IT業界のスタートアップ・ベンチャーにおける採用・転職支援を得意とする株式会社BOX。BOXは、求職者・企業どちらにもフェアな、マッチング精度の高い転職支援を行っています。

今回は、「知的活力みなぎる社会を作る」をVisionに、生産性向上を実現するプロダクト・サービスを展開する『株式会社スタディスト(以下:スタディスト)』との対談を実施。スタディスト執行役員の千葉さんと人事の柳さん、BOXの長山と牧野の4人に、お互いの会社のリアルを話してもらいました。


BOXは“ミスマッチを起こさないために、企業のカルチャーを深く理解してくれる”組織

——まず、スタディストとBOXが採用パートナーになった、きっかけから教えてください。
 
柳:他企業の人事の方から紹介してもらったんです。スタディストが採用を強化するタイミングで、仲のいい人事の方に「1番信頼している転職エージェントさんを教えてください」とお願いしたところ、「BOXさん、めっちゃいいよ」と繋いでもらいました。

長山:そうでしたね。初回ミーティングでたくさんお話させていただいたのを覚えています。

柳:私も覚えてますよ。BOXさんは初回ミーティングの時から、弊社の事業内容や組織への理解度が深かったんですよね。徹底的に調べられているんだなと感じました。

ミーティングでは、表には出ていない情報をヒアリングして、企業のリアルを理解しようとする姿勢が印象的でした。「スタディストさんで活躍している人の特徴は?」「代表の方の口癖は?」「この制度を設立した背景は?」とさまざまな問いを投げかけてもらったことを覚えています。「ちゃんと合う人を紹介しようとしてくれているんだな」と感じ、お会いした当初から信頼感がありました。

牧野:うわ〜嬉しい、ありがとうございます。企業と転職者の方の適切なマッチングを行うために、ご紹介する企業のことは事業からカルチャー、働いている人の雰囲気まで理解することを徹底しているんです。特に、企業がもっているカルチャーや価値観を深く理解することは必須だと考えています。

千葉:それって、どうしてなんですか?

牧野:入社した人が幸せに働けるかどうかに大きく関わる点だと考えているからです。働くうえでの幸せを考えたとき、関わる事業や職務以上に「どうやってやるか」「どういう思いをもってやるか」「どんな人たちとやるか」といった価値観・カルチャー・人が重要だと思っていて。

どんなに事業や福利厚生が素晴らしくても、価値観やカルチャーが合っていないとミスマッチになって、企業と転職者のどちらも不幸になってしまう。でも、インターネットなどで表に出ている情報では、価値観・カルチャーは分からない。

なので、転職エージェントとして仲介する僕らが、そこを把握し転職者の方に伝え、適切なマッチングを作る必要があると思っているんです。

長山:一般的に企業担当と転職者担当が完全に分けられることの多い転職エージェント・人材紹介業ですが、BOXは1人のメンバーが企業と転職者どちらも担当する体制にしています。それもすべて適切なマッチングを作るためですね。

企業に普段から接していないと、価値観やカルチャーを理解できず、転職者の方に表面的な情報しか伝えられないので。また、BOXメンバー1人あたりが受け持つ転職者さんの数を少なくして、一人ひとりを深く支援し、本当にマッチすると思った企業を紹介するようにしています。

千葉:なるほど、素晴らしいですね。いつもありがとうございます。

柳:BOXさんは企業だけでなく、転職者の方に対する解像度も高いんですよね。

転職者の方を紹介してくれる際、希望する業務や役職、年収だけでなく、その方の転職軸や将来的に実現したいキャリア、大切にしている価値観なども話してくれるので、私たちも転職者の方の内面や魅力をちゃんと知ることができると思っていて。

あわせてBOXさんが考える、転職者の方とスタディストが合う理由も伝えてくれるので、純粋にお会いしたくなるんです。「BOXさんの紹介ならきっと素敵な方なんだろう」と実際にお会いする前から良い印象をもってしまっています(笑)。最初、BOXさんを紹介してくれた人事の方には感謝しかないですね。

“生産性”の観点から社会課題にアプローチするスタディストの事業

——次に、スタディストについて教えてください。

千葉:弊社は「知的活力みなぎる社会を作る」をVisionとして目指し、「伝えることを、もっと簡単に。」というMissionのもと、事業を行っている会社です。

現在、運営しているサービスは3つ。マニュアル作成・共有システムの『Teachme Biz』を主軸として、施策配信から進捗管理、データ分析まで行える実行力向上支援システム『ハンクラ』、現状の把握から改善まで伴走し生産性向上を支援する『コンサルティングサービス』を展開しています。

私たちがこのような事業に取り組む背景には、日本の労働人口の減少があります。現在、日本の労働人口は1年間で30万人ほど減少しており、40年後には労働人口がいまの6割ほどになると言われています(※)。

※出典:みずほ総合研究所

千葉:つまり、現在10人で行っている仕事を6人で行わなければならない世の中になっていくということ。この未来を見据えて、私たちスタディストは社会の生産性向上に寄与しようとビジネスを行っています。

弊社のすべての事業はつながっており、ホールプロダクトで企業の支援を通じて社会全体の生産性の底上げを狙っています。現在展開しているものだと、コンサルティングサービスで課題の可視化、Teachme Bizで業務の単純化と標準化、ハンクラで施策の浸透・徹底化というイメージですね。今後も、生産性にまつわる様々なプロダクトやサービスを順次リリースしていく予定です。

長山:「日本の社会課題に対してダイレクトにアプローチできる」、これがスタディストさんの魅力のひとつで、働くうえのやりがいになると考えています。

また、生産性向上という底が見えない課題に取り組んでいることも魅力だと思っています。限界が見えない分、プロダクトやサービスをどこまでも発展させていけるんですよね。生産性の文脈において網羅的に事業を展開しているので、お客様に提供できる価値も大きい。

ハードだとは思いますが、取り組みがいのある事業・働きがいのある会社という印象です。

牧野:また、スタディストさんが生産性向上・業務効率化の支援をしているのが、主に小売業や製造業、飲食業、宿泊業といったノンデスクワーカーの業界というのもポイントかなと。

IT業界だと、早くからDXやデジタル化が謳われ、テクノロジーを活用した業務効率化が推進されており、市場ではITツール導入と普及は当たり前になりつつあります。ただ、IT以外の業界はまだテクノロジーが浸透しておらず、改善の余地しかない。ここにスタディストさんは取り組まれており、その事業のインパクトはかなり大きいように思います。

業務を効率化することで、生産性が向上し、よりクリエイティブな仕事に注力できるようになりますよね。個人および社会全体の幸福度をあげられる事業だと思っています。

現在のスタディストが求める人物像とは

——スタディストの組織についても聞かせてください。

牧野:採用パートナーとして関わるなかで感じているのは、スタディストさんは人と向き合う組織だということですね。

社内のメンバーに対してだけでなく、転職者の方への対応もすごく丁寧なんですよ。面接後に企業から転職者の方にフィードバックしてもらうようお願いしているのですが、スタディストさんは結果が通過であろうが見送りであろうが、一人ひとりに対して信じられないほどフィードバックしてくれるんです。フィードバックは一言だけという企業さんもあるなかで、これってめちゃくちゃすごいことで。

社外に対してここまで手厚いなら、社内のメンバーに対してはもっと向き合っているんだろうなと。人と深く向き合おうとするメンバーが集まっているという印象があります。

千葉:ありがとうございます。そうですね、私としても“人”はスタディストの魅力だと思っています。性格の悪い人が本当にいないんですよ。社内のメンバー、社外のお客様、取引先の方…周囲のあらゆる人を大切に思う人が多い。攻撃的な人がおらず、組織はとても平和です。これは組織において、優しすぎることが時に弱みになる可能性もあると感じていますが、所属するメンバーが互いを思いあえる、働きやすい環境というのは良い面だと言えます。

千葉:組織体制的にも、スタディストは本当に働きやすい企業だと思います。分業体制・業務フローが整備されていて、弊社の平均残業時間は月13.5時間ほど(2023年3月時点)。その一方で、まだまだベンチャーなので現場のメンバーに任せられる範囲も広く、裁量権をもって仕事ができる環境です。

——では、現在のスタディストにはどんな人が合うと思いますか?

長山:いま大手にいながら、スタートアップ・ベンチャー企業に興味があるという方にも合う企業だと感じていますね。業務の幅の狭さやキャリアアップの遅さにモヤモヤして転職を考える方にとって、スタディストさんで経験できる意思決定数の多さ・裁量権の大きさは魅力だと思います。

かつ、スタディストさんは主軸事業のTeachme Bizは10周年を迎えますし、社員数も180名と基盤ができているフェーズだと感じています。事業・組織共に拡大し続けている段階ですが、立ち上げたばかりの「THE・スタートアップ」の企業より心理的安全性は保証されるかなと。安定感を求めつつ、仕事ではどんどんチャレンジしていきたいという方は、現在のスタディストさんはオススメですね。

牧野:スタディストさんって、精神的にも落ち着いて働ける企業だと思うんですよ。利他と利己の良いバランスをとって仕事したい人に合っていると感じています。

「自分が活躍したい!」「自分自身がこうなりたい!」という利己的な思いが強すぎる人は組織的に合わないかもしれません。現在のスタディストには「誰かのために」「社会を良くしたい」と思っている人が集まっていますよね。でも、利他的な思いだけでなく「自分やスタディストを成長させたい」という意思もあって。そのバランスを心地良く感じる人も多いと思いますね。

牧野:あと、探究心が高い人・何かを追求することが好きな人は楽しいと思いますよ!スタディストさんが取り組む社会課題は、支援する業界も幅広く多岐に渡っていてかなり大きいものなので、やれることが尽きない。向き合い続ける必要がある。めちゃくちゃ深く入っていける。だから、オタク気質のある人にはフィットするんじゃないかなと思います。

柳:たしかに。スタディストが現在展開しているプロダクトやサービスも進化しますし、今後どんどん新しいものを開発していくので、正直学ぶことは尽きないと思います。そのため、新しい情報を取りにいったり、学んだりすることが好きな人は弊社で活躍できると感じています。

千葉:みなさんの言葉通りで、現在のスタディストには利己心と利他心をバランスよくもった真面目で優しいメンバーが集っています。企業のカルチャーや価値観が固まってきていると感じている一方で、今後に対しては危機感もあって。

牧野:カルチャーが固まることは良い事が多い印象ですが、どういった危機感があるのでしょうか?

千葉:企業にとってカルチャーは大事ですが、今スタディストにいる人に合わせて採用していくことで、結果的に組織が一色になり、同質化してしまう。それには良い点もあるのですが、今後の組織や事業の拡大を考えると、変革が起きにくくなることのデメリットは大きいと考えています。

だから、僕がいまスタディストに入ってきてほしいなと思っているのは、雑に言ってしまえば「バランスが悪い人」。すごく苦手な部分があってもいいので、何かの分野を極めている人、一芸に秀でている人、突破力がある人。そんな人が現在のフェーズだからこそ必要だと感じています。バランスが良い人と何かに突き抜けている人のシナジーがスタディストを大きく成長させるんじゃないかなと。

現在のスタディストは、組織的にも事業的にももう1段階深くアクセルを踏んで、拡大を目指すタイミングです。きっと大きな変化が起きるでしょう。その変革の中心にいたいと感じる方や組織や事業作りに挑戦したい方は、これからのスタディストを楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

BOXは、あなたの人生を考えて転職支援を行います

労働人口減少という大きな社会課題に挑戦するスタディスト。課題解決に向けて追求したい方、探求することに楽しさを覚える方にとって、取り組みがいのある環境です。あなたの探究心が産み育てたプロダクトやサービスが、社会を変え、人の幸せにつながるはず。高い成長率で事業・組織が拡大し続けるスタディストは、自分自身の生活も充実させつつ、挑戦できる環境です。ご興味のある方はスタディストのメンバーと話してみてください。

BOXでは、スタディストへの転職相談を受け付けています。スタディストの文化や制度、働き方など、ネットでは得られないリアルな情報をお伝えします。もちろん、ご相談にのるなかで、ほかの企業をご紹介することも可能です。多様なバックグラウンドを持つメンバーが、あなたの人生に関わる責任をもって、全力で支援します。転職を検討している求職者の方は、ぜひご連絡ください。


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