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BOXの入社後研修について紹介します!

BOXの採用面接時、よく聞かれる質問のひとつが研修体制についてです。スピンアウトして間もないBOXに対し、「ちゃんと教育体制はあるのだろうか」と不安を抱く方も少なくありません。

BOXでは、入社から1ヶ月をオンボーディング期間(研修期間:通称 オンボ期間)としています。実際の案件は担当せず、インプットとロールプレイングを繰り返しながら、現場に立つための土台を作っていきます。

オンボーディング研修で取り扱う内容

オンボーディング研修では、大きく分けて、下記の11の項目を取り扱います。

  • ツールの扱い方

  • BOXで働く上でのスタンス

  • BOXのカルチャー

  • キャリアアドバイザーとしてのノウハウ

  • スカウトの送り方

  • 初回面談の仕方

  • 企業紹介の仕方

  • マッチングを生みだす方法

  • 書類作成の仕方

  • エントリーの仕方

  • 面接対策の仕方

入社初日から3日ほどをかけて、実務で使用するツールの使い方をインプットしていきます。GmailやSlackといったコミュニケーションツールから、顧客管理を行うSalesforece、スカウト送付のための媒体まですべてのツールについて教えます。そのため、業界未経験でも安心して業務に入っていただけます。

また、1日でも早くBOXの環境に馴染めるよう、スタンス・カルチャーについても入社3日までにレクチャーを行っています。

入社するにあたっての“初期設定”とも言える、ツール・スタンス・カルチャーのインプットが終了したら、実際の業務の流れに沿って各項目の研修が行われます。業界知識、人事の仕事などの基本的なインプットを経て、スカウト→面談→企業紹介→マッチング→書類作成→面接対策のように、カスタマージャーニーに合わせて一つずつ学びを深めていきます。

▲実際に使用しているオンボーディングチェックリスト

BOXのオンボーディングの特徴①業務知識のインプットに多くの時間を割く

ベンチャー・スタートアップと呼ばれる企業の中には、とにかく早く現場に出て、実践・失敗を通して学んでいく、というスタンスの企業も多くあります。一方BOXでは、現場に出る前にきちんと知識をつけ、自信を持って実務にあたってほしいと考えています。

そのため、人材業界について・支援の全体像の把握について・数値管理についてなど、「ノウハウ」の項目として、業務知識のインプットに多くの時間を費やします。「ノウハウ」に費やす時間は、他の項目の5~10倍ほど。講義形式をとり、座学で学びを深めます。

新入社員の声
スタートアップのカルチャーが色濃いBOXなので、入社前は「いきなり現場へ!」というスタンスなのかと思って正直不安でした(笑)。ですが、入社してみると意外と座学での研修も多く、不安なところはなんでも聞けたので、よかったです!

2024年10月入社・佐藤(人材業界未経験)

BOXのオンボーディングの特徴②多様なケーススタディ

多数の座学と並行して、学んだことが定着しているかを確かめるケーススタディ・ロールプレイングを用意しています。

たとえば、人材業界のビジネスモデル、業務フローを座学で学んだあと、実際の業務の入り口となるスカウトメールを、手を動かして作ってみます。この項目では、先輩たちが作ったスカウトメールを真似て作る“作業”を行うわけではありません。

座学で得た知識を踏まえ、どのようなスカウトメールが求職者の心を動かすのか、信頼したいと感じてもらえ、返信をいただけるのか、自分なりの仮説を立ててスカウト文を作成します。そして、作った文章に、スカウト返信率の高い先輩社員がフィードバックを行います。

スカウトメール作成のほかにも、初回面談ロールプレイング、企業紹介ケーススタディ、求職者と企業をマッチングするマッチングロールプレイング、書類作成ケーススタディなど、各ステップで、実務を見据えたアウトプットを行っています。

新入社員の声
ロールプレイングが多く、実践に近い形の練習の場数を踏めたのがとてもよかったです。「あれだけロープレをやったんだから大丈夫だ!」と自信があったので、初めて求職者さんと面談する際も、緊張せずに臨めました。

2024年9月入社・石野田(人材業界未経験)

BOXのオンボーディングの特徴③代表から直接スタンス・カルチャーに関する研修がある

BOXは、カルチャーやスタンスをとても大切にする会社です。メンバー全員が同じスタンスを持つことでコミュニケーションが生まれ、新しいメンバーも時間をかけずに組織に馴染んでいくことができると考えています。

また、入社すぐに組織になじむことができると、組織の改善に向けた議論などで発言がしやすい、成長速度が加速するなど、組織・入社メンバーの双方にメリットがあります。

そして、スタンス・カルチャーを伝達するのが代表である点も、BOXのカルチャーの現れです。代表から、純度・熱量の高い情報をお渡しすることに価値があると考えています。

▲澤田が行う1on1の様子

オンボーディング責任者・ビジネスグロース事業部 事業部長 石黒より

過去のBOXは、入社メンバーそれぞれにメンターがつきOJTを行っていました。現場経験は早く積めるものの、「なにが出来るようになったのか」の確認の場も少なく、成長実感も湧きにくい環境であり、入社メンバーの不安も大きかったように思います。

それらの改善点を踏まえ、BOXでは2024年下期からオンボーディング体制の見直しを行い、現在の「1ヶ月かけて現場に出ていく」という形になりました。

具体的には人材紹介業務の上流工程から下流工程まで、講座形式/ロールプレイング形式での研修メニューを用意し、「何ができれば達成なのか」の達成条件を明確にしたチェックシートも作成いたしました。新入社員も「自らの習熟度」を認識しやすく、自主的にロールプレイングを行ったり、フィードバックもらいに行ったりするアクションに繋がっています。

ただし、このオンボーディングは、「何もなかったところにようやく作り始めた土台」のようなもの。100点満点の研修ではなく、日々ブラッシュアップしていく必要があります。研修を一緒に作り上げてくれるのは、今これを読んでくれている皆さん。入社してくださったら、一緒に磨き上げていってほしいです!

オンボーディングに関してより詳しく聞きたい方は、ぜひ私との面接時に聞いてみてください。なんでもお答えします!