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「350人のメンバー全員と話したい」SRG人事清水さんのHR領域にかける思い

SRG転職エージェントは、企業と人をマッチングする人材紹介事業を行う一方で、自らが所属するSEVENRICH GROUP(セブンリッチ グループ:略称SRG)の人事も担っています。

SRGは、会計事務所を母体として、マーケティング事業・飲食事業・コーチング事業など20以上の事業を運営するグループ組織。その1事業部であるSRG転職エージェントは、事業を横断しHR領域を担当するHRBP(※)/グループ人事として、採用や人事制度の策定などを行っています。

エージェントとして人の「紹介」を行いながら、人事として「採用」も担当。企業・事業の枠を超え、さまざまな立場からHR領域に深く関わることで、多角的な知見を得て、採用支援や事業運営に活かしています。

2022年9月1日、SRGに清水奈央(しみず なお)さんが加わりました。

清水さんは、レバレジーズ株式会社で8年間、人材紹介および人事としての経験を積み、その後に転職した企業では1年間の採用目標をわずか3ヶ月で達成。次の成長を求め、SRGに転職しました。

大手企業やメガベンチャーから引く手あまただった清水さんがなぜSRGを選んだのか。清水さんのキャリアとHR領域にかける思いを聞きました。

※HRBP(HRビジネスパートナー)はHuman Resource Business Partnerの略。 採用、労務管理などオペレーション中心の人事から、事業のビジネスパートナーとして、事業のパフォーマンスを最大化するため人事領域から課題を解決する役割を担っています

清水奈央(しみず なお)
大学卒業後、社員3名のスタートアップに勤務。法人向けに研修やコンサルティングを販売する営業職として勤務。2014年からレバレジーズ株式会社に入社。医療系の人材紹介のセールスを経験し、新人賞、VPを複数回受賞。
その後、人事部中途採用チームにジョイン。リクルーターとして中途採用業務全般を経験。人事経験後は、セールス部門に戻りマネジメントを経験。並行してチームビルディングや採用業務にも携わる。レバレジーズ退職後はユーザベースに入社し、リクルーターとして勤務。セールス、マーケ部門の採用以外に、採用予実管理、リファラル採用の設計を行う。

「もっと仕事したかったから」圧倒的な成果を出してすぐ転職した理由

——まず、清水さんのご経歴を教えてください。

清水:大学卒業後に新卒入社したのは、社員3名のスタートアップでした。大学2年時からインターンで参加していて、そこで担当していた法人営業のおもしろさにハマってしまい、そのまま入社したんです。

そこで営業経験を積んだあと、レバレジーズ株式会社に転職。勤めていた8年のなかで、SRG転職エージェントが行っているような人材紹介/採用支援事業のマネージャーやグループ人事を担いました。

次の転職を決めたのは、レバレジーズでセールスのマネージャーとして勤務するなかで「人の領域=HR」を深めたいと思ったから。マネージャーとしてメンバーと1on1したり、チーム環境を整えたりすることはレバレジーズでも行ってきたのですが、人事領域の仕組み化や制度作りなど組織全体に関わる根本的な領域をより深めたいと思い、転職を決めました。

転職した先の企業ではリクルーターとして、一事業の採用業務を行うほか、人事業務の仕組み化や組織全体の採用導線の設計も行いました。結果として、一年間の採用目標を入社3ヶ月で達成。良い人との出会いもあり、ラッキーでしたね。

——入社後すぐに成果を出されたのにも関わらず、今回転職しようと思ったのはなぜですか?

清水:理由は2つあって、1つは「もっと仕事がしたかったから」。

前職は、ジョブ型雇用の方針が強く、事業部単位で目標が明確に決まっていました。リクルーターとして入社した私の場合だと、「採用人数○人」のような数値目標があったんです。ただ私は運良くその目標をすぐに達成できたので、次にやることがなくなってしまって……。

私は、優秀な人が思うように活躍できず離職してしまうような光景を目にして、それに対してできることが少ない自分を変えたくて前職に転職したんですね。人事として、採用後も人に向き合い、会社の中でいい人生を作れるとこまで関わりたくて。だから、もっといろんなことに挑戦したかったのですが、それができないのは自分にとって大きな課題だったんです。

——人事・HR領域での成長を求められていたんですね。もう1つの転職理由も教えてください。

清水:感覚的な理由になるのですが、前職が持っている価値観や考え方が、私と少し合わなかったことがあります。

前職は全員というわけではないのですが、「誰かのために」や「事業を成長させたい」という利他的な動機より、「自分がこうなりたい」という個人の動機を強く持つ人が多い企業でした。これに良い悪いはないと思うのですが、私は新卒時からずっと利他的な価値観を持つ企業にいて、自分もほかの人のためにという方が頑張っていけるタイプ。そのため、前職に自分がいることに少し違和感があったというのも転職を決めた理由です。

SRGは0から1を作っていけるフェーズにある

——今回、SRGに入社を決めた経緯を教えてください。

清水:もともと前職に転職するときに利用していたエージェントのひとつが、SRG転職エージェントだったんです。当時は牧野さんにお世話になりました。

▲牧野と利用者の方の対談

清水:結果的には他のエージェントを経由して前職に入社したのですが、牧野さんがとてもいい人だったこともあって、転職が決まった後も仕事の相談に乗ってもらったり、私から人や企業を紹介したりとつながっていたんです。

前職で仕事がない状態になって転職活動に迷ったときも、牧野さんに相談しました。すると「そういえば、清水さんって今何がしたいんですっけ?」と聞かれて。それで話すなかで、牧野さんに「SRG、どうですか?」とお誘いいただきました。

当時からSRGは素敵な企業だと感じていたのですが、即決したわけではなくて。転職活動をして、大手のインターネット関連の企業と総合電機メーカーからリクルーターとして内定をもらっていたので、最終的にはその3社で比較して決めました。

——どのように企業を比較したのですか?

清水:大きく2つの軸で比較しました。1つは「やりたいことができるか・挑戦できるか」、2つ目は「人や組織の価値観が合うか」。

1つ目の「やりたいことができるか」という点では、SRG以外の大手2社は「HR領域に関するメソッドがあり学べる。一方ですでに仕組みができているため、私個人がいろんな分野に挑戦するのは難しいかもしれない」と考えました。反対にSRGは、「スタートアップの事業も多く、ほかの企業と比べて固まっていない部分も多い。大変だと思うがその分、さまざまな領域に挑戦できるな」と。0→1で作っていける環境、メンバーと一緒に協力しながらHR領域を整えていける貴重なフェーズにあると魅力に感じたんです。

清水:2つ目の「人や組織の価値観が合うか」という点は、内定を承諾する前に業務委託で少し参加させてもらって、違和感がないことを確かめていました。。

SRGは、いろんな事業があっていろんな人がいて、本当にカラフルな会社ですが、どの事業もどの人も「目の前の人のために」という価値観はブレずに持っていて。組織的な課題ももちろんありますが、その課題に対して経営層・マネージャー層がきちんと向き合っているとも感じました。

そのような組織風土やカルチャーといった部分が自分と合っていると感じたことが、転職の決め手になりましたね。

「人の力で組織を強くする」清水さんのHR領域への思い

——「やりたいことができる」というのが入社の決め手になったとありましたが、清水さんが今後やっていきたいことを教えてください。

清水:私は「人の力で組織を強くする」ということにキャリアをかけて挑み続けたいと考えています。これは前職のレバレジーズの代表が言っていた「ビジネスの競争優位性は人にある」という言葉に着想を得たもの。

社会には数え切れないほどの企業がありビジネスがありますが、そのどれも元を辿れば人が作っています。だから、私は人の幸せと事業の成長、どちらもに寄与できるようになりたい。それを叶えるためには人が最大限の力を出せる環境を作ることが必須なので、今後も人の分野=HR領域を深めて、自分に何ができるかを考え続けたいと思います。

——SRGで取り組みたいと考えていることはありますか?

清水:今やりたいと思っているのは、SRGに所属するメンバー全員との1on1。300人以上いらっしゃいますが、その全員と話したいと考えています。

私はこれからHRBP/グループ人事として、メンバーのキャリアを支援できるような仕組みや施策を整えていきます。しかし、人事だけで考えて作った制度は一人歩きしてしまう。組織にどんな人がいて、何を思っていて、何をしたいのか知らないと機能する制度は作れないと思っているんです。

だから、全員と話して「人」を知っていきたい。組織の意思は絶対に現場にあって、課題に対する答えも現場にあるはずなので、人事としてそこにアクセスできるようになりたいと思います。全員の希望を叶えるのは難しいと思うんですけど、「あの人事の人知ってる」「話したことがある」と思ってくれたら、何かあったとき相談しやすく感じてもらえるかも、みなさんの働きやすさに少しでもつながるかもと。

メンバー一人ひとりの立場からの個別最適と組織からみる全体最適、その二つのバランスを取りながらHR領域を整えていきたいと思うので、これからよろしくお願いします。

SRGで一緒に働くメンバーを募集しています

清水さんというメンバーが参加したSRG。グループ人事として自社の成長に貢献するとともに、そこで得た知見を人材紹介・採用支援にも活かしていきます。

理想の人や企業と出会えるよう、私たちは全力で支援します。採用にお困りの人事の方や転職の検討している求職者の方は、ぜひご連絡ください。

またSRGで一緒に働くメンバーも募集しています。企業の採用支援や人材紹介を行うSRG転職エージェントのほか、マーケティング事業・飲食事業・コーチング事業・開発事業・広報支援事業など多種多様なSRGの事業からご希望のポジションをご紹介、ご提案します。少しでも興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。


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