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メンバーの家族まで幸せにするために。BOXが「平野屋紙文具店」の麻布十番納涼祭の出店をお手伝いしました!

BOXが大切にするマインドのひとつに、「家族や友人を幸せにできるサービスを作る」があります。これは、「家族や友人にも自信をもって紹介できる品質のサービスや組織を作っていこう」という意味なのですが、“家族を幸せにするために”、サービスに限らずさまざまなチャレンジをしています。

その代表例が、2023年8月に行われた麻布十番納涼祭。メンバーのひとりが、麻布十番にある文具店「平野屋紙文具店」の息子だったことをきっかけに、お手伝いがスタートしました。

今回の主役

平野優
東京都出身。法政大学へ進学し、体育会ラクロス部にて日本一を目指す。大学卒業後、新卒で三井住友銀行に就職し、融資提案や事業承継案件など法人営業に従事する。その後、過去の原体験・銀行員生活を送る中で「心身共に健康的で生き生きと生活している人が一人でも多い世界をつくる」という夢を抱き、その夢が実現可能なSEVENRICH GROUPに転職。現在は採用支援事業部にて、単なる目先の転職支援ではなく、将来在りたい姿から逆算し中長期的なキャリア形成に伴走する。


一度は出店しないと決めたけれど

平野優(以下、平野)の両親が営む「平野屋紙文具店」(以下、平野屋)は、昭和4年創業の老舗の文具店。平野の曾祖母が片手間に始め、お父様である一夫さん(以下、お父様)が三代目の店主です。

平野屋はこれまで、毎年夏に開催される麻布十番納涼祭に、少しずつ形を変えながら毎年出店していました。しかし、2020年のコロナをきっかけに麻布十番納涼祭は長らく休止に。2023年夏、4年ぶりに開催されることになりましたが、お父様は「もう体力が無いから、今年は出店しないと思う」とあまり乗り気ではありませんでした。

平野屋紙文具店の店構え

これまで毎年欠かさず参加し、地元の人にも楽しみにしてもらっていた出店(でみせ)。ここで途絶えさせてしまうのはもったいない、そう思った平野は、出店の運営を買って出ました。

「父に『僕がやる』と話したときすでに、BOXの皆のことを思い浮かべていました。こういうイベントをBOX皆でやれたら面白いんじゃないかと思って代表の角田に話したら、『いいじゃん!面白い、やろうよ!』と即決。親もポジティブな反応で、とても嬉しかったのを覚えています」

平野は数人のメンバーを運営幹事として誘い、そのメンバーと一緒に出店内容を決めていきました。守らなければならなかったのは「文具店としての出店にふさわしい内容であること」。そして、平野の中にあったのは「BOXの皆で一致団結して取り組み、両親のことも喜ばせること」。

そのふたつを軸にしながら、何のお店にするのか、どんな形で集客するのか、出店の外観はどうするのか…イチからBOXメンバーで考えていきました。

企画会議を経て決定したコンテンツは「ヨーヨー釣り&人形すくい」。たくさんの人に訪れてもらえるよう、メンバーはショッピングモールなどを回りながら「バルーンで装飾した方がいいのではないか?」「暖色のライトを用意した方がいいのではないか?」といった具体的なところまで話し合いを進めていきました。

集客が“できすぎて”…!?試行錯誤しながら乗り切った祭り当日

4年前の納涼祭の売上目標は数十万円。それを超える金額にしよう!とBOXでも売上目標を立て、その金額を超えるために必要なヨーヨーとキャラクターグッズを用意。前日は、多くのメンバーが集まって、ヨーヨーを膨らませたりグッズを用意したりする作業に奔走しました。

夜な夜なヨーヨーに水を入れる人たち
子どものころよく買ってもらったなぁ

そして迎えた納涼祭当日。想像を超えるお客さんに来ていただき、現場は嬉しい悲鳴に包まれました。準備していたヨーヨーはあっという間になくなり、表では出店を回しながら、裏側ではひたすらにヨーヨーを生産。

当初想定していた並び列や会計方法では対応しきれなくなったため、急遽並び列を整頓するメンバー、先にお会計をもらいに行くメンバーなど、メンバーの“得意”を生かしながらそれぞれが全力を尽くしました。

汗だくで頑張りすぎて、お母さんから「頑張りすぎなんじゃない…?」と声を掛けられる一幕も

1日目が大盛況で終了!やった~!…と言いたいところですが、想像を超える売れ行きだったために、用意していたヨーヨーとキャラクタグッズの材料は底をつき、そのままだと明日の運営ができない状況になっていました。しかし、祭りが終わった遅い時間に空いている量販店はほとんどありません。

そこでメンバーは、手分けして近隣のドン・キホーテに連絡。ヨーヨーの在庫がある店舗を見つけ出し、なんとか翌日も販売できる量のヨーヨーを準備しました。

写真は笑顔ですが疲れ果てて軽い喧嘩も起きました(笑)!

協力の甲斐あり、昨年の3倍の売り上げを達成!

2日目も、メンバーを入れ替えながら無事最後まで運営。1日目の反省が生き、大きなトラブルも起きませんでした。

さらに売上は前回開催時の3倍を達成!平野のお父様、お母様からも「こんなに集まってくれて本当にすごい、よく頑張ったね」と嬉しい言葉をもらいました。

「今年はやらないと思っていたものの、息子と息子の会社のメンバーが店を開いてくれたおかげで、今年もまた『平野屋紙文具店』として出店できたことを嬉しく思いました。息子と息子の会社のメンバーが盛り上げてくれる様子も間近で見られて良かったです」(お父様)

一方平野は「来年もやります!」と意気込みます。

「今年は急ピッチで決まった話でしたが、来年の出店までまだ時間があるので、セブンリッチグループ全体を巻き込みながら何ができるか、考えていきたいと思っています。ご興味がある方のサポート、お待ちしております!(笑)」

BOXはこれからも、メンバーの家族も幸せにするためのさまざまな活動に取り組んでいきます。