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急成長中だからこそ味わえる面白さがある。人事メンバーが語る“プレックス社の現在と未来”

人々の生活にとって必要不可欠な労働者を意味する、「エッセンシャルワーカー」。医療・介護、小売業者、公的サービスなど多くの業種が含まれていますが、その中の「ドライバー」と「電気主任技術者」に特化して人材紹介を行っている会社があります。

それが、株式会社プレックス(以下、プレックス)。プレックスでは、エッセンシャルワーカーと企業をつなぐ採用プラットフォーム事業を中心に、設備工事・メンテナンスに特化した業務支援クラウドを展開するSaaS事業、M&A支援などの事業を行っています。

今回のnoteでは、BOXがご支援するプレックスの渡邊さんに、現在のプレックスと、今後の展望を聞きました。

渡邉 花梨(わたなべ かりん)さん:写真右
新卒でパーソルキャリア株式会社に入社し、3年8ヶ月リクルーティングアドバイザー(RA)として企業に対して採用支援を行う業務を担当。2022年1月に株式会社プレックスに2人目の人事として入社。現在は書類選考、面接、エージェント対応、要件定義、求人票の作成、採用広報等、採用・人事にまつわるほぼ全ての業務に携わる。

澤田 拓真(さわだ たくま):写真左
株式会社BOXマネージャー。大学卒業後、新卒で東京海上日動火災保険株式会社に就職し3年間法人営業に従事。その後株式会社BOX(旧SEVENRICH GROUP転職エージェント)に転職し、 丁寧なキャリア提案から内定まで超伴走型を得意とするスタイルでエージェント業に従事。現在ではBOX福岡拠点の代表として組織の成長拡大に尽力している。

堅実な成長を遂げる株式会社プレックス

――はじめに、プレックスの事業内容について教えてください。

渡邉:プレックスでは、大きくわけて4つの事業を行っています。ひとつは、主力であるエッセンシャルワーカーの人材紹介事業です。現在はドライバーとエネルギー領域者の紹介がメインで、建設領域にも力を入れています。今後もインフラ産業で未開拓の領域はどんどん拡大していく予定です。

二つ目が「PLEX JOB」というダイレクトリクルーティング事業です。こちらは現状ドライバー領域に特化していますが、電気工事士、現場作業員等ブルーワーカー領域も拡大していこうと考えてます。

三つ目が、これまで採用を支援してきた物流・建設・エネルギーなどのインフラ産業を始めとした業界でのM&A仲介事業。

四つ目が、設備工事・メンテナンスに特化した業務支援クラウド「サクミル」の提供です。すべての情報を一元管理し、必要な情報を抽出・検索できる機能があり、生産性の向上や売上アップ、コストの削減の推進をサポートしています。

――「エッセンシャルワーカー」はコロナ禍で広く知られ、その仕事の重要性が認知されるようにもなりました。特にドライバーについては、2024年の働き方改革を控え、大きな変革を迎えているように思います。そのような環境の中で、プレックスさんはどのような事業成長をされてきたのでしょうか。

渡邉:2022年1月に40名だった従業員数は、2023年7月時点で150人を超えました。ドライバーさんの転職支援をするキャリアエージェント(以下、CA)も順調に増えています。

それだけCAが増えると、1エージェントが担当する求職者が少なくなってしまう、つまりエージェントが余ってしまうように思われるかもしれませんが、実はまったくそんなことはなくて。CAが増えれば増えるほど対応できる求職者の数も案件数も増える状況なので、業界全体が追い風なのは間違いないですね。

――2022年の始めからわずか1年半で100人以上メンバーが増えているんですね。すごい…!BOXはいつごろからプレックスさんのご支援をするようになったのでしょうか?

澤田:BOXがプレックスをお手伝いするようになったのは、2020年です。BOX代表の角田がプレックスの代表の黒崎さんにSNS経由ご連絡をして、そこからお取り組みが始まりました。

渡邉さんが入社したときは40名だった、とおっしゃっていましたが、僕らがプレックスさんとご一緒し始めたころはもっと少なくて、たしか20~30名くらい。この3年でプレックスは明らかに拡大していますよね。

――出会ったころの印象は覚えていますか?

澤田:始めは角田がプレックスさんを担当していて、ゆるやかに担当が変わったのが2022年ごろ。同時期に渡邉さんもプレックスに入社されました。

初めて渡邉さんに会ったときの印象は「髪、青っ!」(笑)。当時たしかインナーカラーで髪を青く染めていたんですよね。「人事」と聞くと、黒髪でジャケットを着たようなカッチリしたイメージを持たれる方もいると思うんですが、渡邉さんは全然違っていました。

一方で、仕事について話すとすごく真面目で。渡邉さん自身が僕らと同じ人材紹介業界の出身だったので、エージェントの目線を持って話してくれるのが印象的でした。でも、コミュニケーションはとてもフランク。最初から「いい関係を築けそうだな」と思っていました。

渡邉:澤田さんにお会いする前から、BOXについて他のメンバーから聞いていました。以前、弊社メンバーと御社メンバー8人で“チルい”雰囲気のシーシャに行った、なんて話も聞いていたので、言葉を選ばずに言うと「陽キャなんだろうな」と(笑)。

話してみると、採用領域だけでなくプレックスの会社全体について理解しようとする姿勢、質問しにくる勢い、そういうものに“表面的じゃない”雰囲気を感じて。ビジネスライクなコミュニケーションを取るエージェントが多い中でその姿勢がとても印象的で、「これからも絶対につながり続けたい!」と思いました。

成長率、昨対400%。ブルーオーシャンだからこその面白さと学び

――BOXとの取り組みが始まって3年ほど経ちますが、BOXから見て、今のプレックスはどういう環境だと感じますか?

澤田:「今が一番面白いフェーズだろうな」が率直な感想ですね。先ほどあったように、物流業界は今が変革のタイミングで、働き方だけでなく、働く人が求めるものも少しずつ変わっていくように思います。

ニーズが高いからこそ直近は「物流業界の人材紹介」の色が強いのだと思いますが、プレックスさんはSaaSやM&Aなどのサービスを多角的に展開しているので、人材領域を入り口に入社したとしても、3~4年経ったときにまったく違う世界が広がっているような気がするんですよね。今この船に乗らない手はないな、というか。

渡邉:手前味噌ですが、人事のわたしから見てもそうだと思います。わたしが入社したタイミングはプレックスは4期目で、成長率が1.5~1.7倍でした。悪い数字ではないのですが、実をいうと当時はそれ以上の成長が具体的に見込めていなかったんですよね。要因は、採用が伸び悩み組織の成長角度が小さかったこと、サービス自体が未熟で売上が伸びにくかったこと。

5期は採用活動が軌道に乗り始め、社員数が一気に増えて、会社全体としては「昨対4倍」の成長を実現できました。もともとは2.5倍成長として計画を引いていたので、それを大きく上回る4倍で着地できたのは、事業の成長・勝ち筋が見え始めた証だと思っています。

組織が安定して大きくなりつつ、会社としても、個々のメンバーとしてのチャレンジも増えてきた。今のタイミングで入社すると、“安定性”と“チャレンジ”のどちらも経験できるのではと考えています。

――なぜそのような成果を出せたのでしょうか。

渡邉:先ほど話した通り、サービスがよりよいものになり、社員数が増えたのが大きな要因ですが、CAとして新しく入社してくるメンバーの特性が変化したことも影響しているように思います。

それまでは、第二新卒と呼ばれる若手のメンバーの採用に力を入れていました。でも、30名ほどの規模の会社で若手が大半を占めるようになると、組織の拡大スピードが早すぎるがゆえに育成・フォローをしきれず、組織として成長しきれない面もあったんです。

わたしが入社したころから、社内で改めて採用ターゲットを定義しなおし、営業経験が豊富で、自走できるメンバーを少しずつ増やしていきました。CAは人によって成功までの道筋が違う業務なので、実績がある多様なメンバーを迎え入れたので、周囲が「こんな方法もあるんだ」と学んだり真似たりでき、チーム全体の生産性が向上したんです。

結果的に、今まで入社してから初成約まで平均3~4ヶ月かかっていたのが、1~1.5ヶ月に短縮されました。さらに、一人あたりの成約数も平均月1件だったものが4件にまで増え、会社全体の業績を底上げしています。

澤田:すごい。同じCA職だからこそ、「成約まで1ヶ月、平均成約数4件」がどれだけすごい数字なのかわかります…!

――急角度で成長する企業に在籍すると、それだけで大きな学びがあり、個としても成長できそうです。ほかに、プレックスで働く面白さはありますか?

渡邉:弊社に面接に来てくれる方にお伝えしているのは、この業界はまだまだブルーオーシャンで、伸びしろがある点です。競合になる会社は数えるほどしかないので、どんどん拡大していけると思っています。

あとは、求職者にとっての介在価値が高い仕事であること。CAは、分かりやすく言うと「転職したい人に仕事を紹介する職種」です。ITやスタートアップの業界ではCAを利用するのが一般的になりつつありますが、物流業界の人は今でもハローワークに行ったり、「〇〇ワーク」のような紙の媒体を見たりして、なんとなく良いと思ったところに応募するケースも多いんです。

でも、ハローワークにも紙媒体にも載っていない面白い会社は実はすごくたくさんある。たとえば「産業廃棄物の仕事」と言われると「ゴミ収集?なんか大変そう」と思われがちですが、その会社が実現しようとしている未来、働き方、会社の仕組みなど、話さないとわからない良さが本当にたくさんあります。それを求職者に伝えて、魅力を感じてもらって、入社につながる。こんなに面白い仕事はなかなかないと思っています。

活躍できるのは“素直な頑張り屋”

――プレックスには、どんな人が合っていると思いますか?

澤田:「素直ないい人」ですね。プレックスには、絶対に成長できる環境があるんですよね。仮に人材業界未経験だったとしても、その業界でチャレンジしてみたいという思いがあれば、まずは話を聞いてくれるのがプレックスです。

だからこそ、これまでの経験やハードスキルよりも、人柄が大事だと感じます。CAは究極のサービス業なので、相手の立場に立って寄り添える人で、成長欲求がある人であればフィットするんじゃないでしょうか。

渡邉:そうですね。実際にBOX経由で入社した「素直ないい人」なメンバーは、入社してからも皆すごく頑張ってくれていますし、会社からも評価されています。周囲からの評価も高いですね。

頑張り屋で向上心がプレックスに向いているのは、“会社側にメリットがあるから”ではありません。プレックスには、「縦にも横にもキャリアを広げる」社風があります。

たとえば、入社してすぐに昇格したり、本人の希望があれば、別事業の異動が叶ったりももする。プレックスは目の前に課題がたくさん落ちている会社なので、それを拾いたい、解決したいという意思があれば、どんどん任せていきます。そういう意味で、成長欲求、向上心がある頑張り屋な人の方が、キャリアを深め、広げる、チャンスが多いですね。

――最後に、プレックスの今後について教えてください。

渡邉:プレックスは、2026年に「エッセンシャルワーカーのNo.1採用プラットフォーム」に、2027年からは「インフラ産業の経営プラットフォーム」になることを目指しています。

今回はCAの話を中心にさせてもらいましたが、インフラ産業の経営プラットフォームになるべく、足元は法人の新規開拓を行うセールス、カスタマーサクセス、事務など、多岐にわたる職種でメンバーを募集しています。まだまだ伸びしろのある弊社を一緒に成長させたいと思ってくれる人と、ぜひ1度お話したいです!

BOXは、あなたの人生を考えた転職支援を行います

BOXでは、プレックスへの転職相談を受け付けています。プレックスとの関係のなかでヒアリングした情報を、余すことなくお伝えします。もちろん、ご相談にのる中で、ほかの企業をご紹介することも可能です。

多様なバックグラウンドを持つメンバーが、あなたの人生に関わる責任を持って、全力で支援します。転職を検討している求職者の方は、ぜひご連絡ください。