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大手人材紹介から転職|BOXでなら働く人のキャリア自律ができる世の中にできると思った

2020年に立ち上がった、SEVENRICH GROUP転職エージェント。今年度から、株式会社BOXとして独立いたしました。
現在、IT業界のスタートアップ・ベンチャーの求人を中心に、人生に最大限寄り添う転職支援を得意とするBOXでは、大手企業から転職してきたメンバーも所属しています。

今回は、新卒で大手人材会社に勤めた後、新卒3年目に転職をした石黒さんにインタビューを行いました。
キャリア自律をしていく必要性を身に染みて感じた経験から、自分で人生の軸を決定できる世の中にしていきたいと強い想いを抱く石黒さん。成し遂げたい目標のために日々BOXで努力し続けています。

これまでどのようなキャリアを歩み、なぜBOXに入社を決めたのでしょうか。石黒さんの想いの原点やエージェントとして心がけていることなどの話を聞きました。

石黒宏明:
1997年生まれ、25歳。中央大学卒。新卒で株式会社パソナに入社し、再就職支援事業に従事。大手クライアントに対する法人営業を担当。エンタープライズへの営業活動を経験できたが、自分自身のWILLを叶えるために転職を検討。大学時代の先輩である澤田の紹介をきっかけに、2022年11月に株式会社BOX(旧SEVENRICH GROUP転職エージェント)に入社。グループの採用支援と人事、転職エージェント事業に携わる。

ーーまず簡単に自己紹介をお願いします!

石黒宏明と申します!BOXには、2022年11月に入社しました!

前職は、大手人材会社で働いていて、主に法人営業をしていました。当時の環境も満足していたものの新卒3年目に「キャリア形成を主体的にしていきたい」という思いで、スタートアップに飛び込みました。

BOXでは、CA(キャリアアドバイザー)とRA(リクルーティングアドバイザー)の両方を担当しています。日々忙しくも、なりたい自分に近づいている感覚があり充実しています!

本日はよろしくお願いします。


父の会社都合の退職でキャリアに危機感を抱いた

ーー前職も人材会社だったんですね。どんな経緯で入ったんですか?

「人」や「働く」に関心がありキャリアの支援をしたいと思ったからです。

高校一年生の頃、お父さんが会社都合で退職になったことからキャリアへの関心が高まったと思います。当時、会社都合で退職する展開にも驚いたのですが、何よりお父さんの部下が家にきて「辞めないでほしい」と直談判する光景は、自分にとって衝撃的なものでした。メンバーにも慕われていて必要されているのに、なぜお父さんが辞めないといけないんだと。

もちろん会社の業績や色々な事情があると思うのですが、突然の出来事にやるせなさを感じました。会社は守ってくれないし、本当に終身雇用もない時代になったのだと痛感しました。

自分の人生にも会社事情で、どうしようも出来ないことが起きてしまうかもしれないと危機感を抱きました。個人個人が企業に依存せず、キャリアを形成していく必要性を感じましたね。

ーー会社都合の退職は衝撃的でしたよね……。

当時は驚きました。ただ、大企業で人材支援をしていると社員を退職させることは珍しくはありません。
実は、IR上に出ていないだけで、日常的に日系大手も含めて行われています。
リストラを一方的に行うのは法律的にも難しいので、企業側が次の就職先を用意する必要があります。最後の福利厚生として人材会社に、再就職支援を委託して次の雇用先を確保することを支援しているんです。

前職では、まさにこの再就職支援に携わっていました。再就職支援の現場は辛く、退職者さんは、突然のショックで、目の前で泣きだすこともあったんです。
お父さんの経験とも重なり、絶対に安定する企業なんてないし、何が起きても他社で活躍できるマインドや能力でいようと思いました。

また、企業も個人のキャリア自律を促して、会社に依存させない必要があると感じたんです。
企業の中で、キャリア作りを積極的に考える機会を取るべきだと思いました。

職務履歴書を書くタイミングで「俺何していたんだろう」って思ってしまうのは悲しいじゃないですか。退職支援者をみていく中で、もう悲しむ人が増えないで欲しいという気持ちが強くなりましたね。
一人一人がキャリアを意識した世の中になれば、大手企業の教育体制や組織への取り組みも変わっていくと思います。どんな状況でも、自分でキャリアの舵を握り、活躍できる場所へとチャレンジできるようになってほしい。

そうなれば、もし会社都合で退職を言い渡されても、すぐに自分が活躍できる場所へいこうと切り替えられることもあると思います。目の前の退職者にとっても、会社を去ることは悲しいことではなく、より求められる環境に行く良い機会だと受け止めることもあるかもしれません。

もちろん退職者を出さないようにするのが一番だとは思うんですが……。

ただ僕は、企業の流動性をポジティブに捉えていて、求められる人や求められる会社になるための新陳代謝だと考えているんです。

そのためには、個人のキャリア自律が叶う環境づくりが必要だと思うようになりました。

自分で人生の舵をきっていく世の中にしたい

ーーそこからBOXにはどんな経緯で入られたんですか?

日々多くの退職者の現状を見ている中で、私自身も会社に依存せず、しっかりと成長したいと考えるようになりました。会社の看板で仕事をしている気がして、自分自身が提供できる価値に疑問を持つようになったのもあります。

そんな中、今の上長で大学の先輩の澤田さんに相談したのがきっかけで、BOXを知りました。

他部署に異動出来たので、その時はBOXに入社しなかったのですが、異動先でもやりがいや成長スピードは変わらなかったので、相談してから1年後にBOXに入ることにしたんです。

信頼している人が働いているという点と、スピード感があり自分のやりたいことが出来る場所だと確信したのが入社の決め手でした。

私は人生を通して、「働いている方々が自分で人生の舵をきれる世の中にしたい」と思っています。

代表の光史さんと話した時、人材紹介業だけでなく、組織と個人のキャリア教育や人事コンサルの領域もやっていきたいと熱量高く話していてワクワクしたんです。

大企業よりスタートアップ界隈の方が、変化が大きく必要な人材は変わっていきます。健全な人材の流動化のお手伝いをしていきたいですし、個人への次のキャリアも後押ししていけると感じました。

ーー実際にBOXに入ってみてどうでしたか?

前職と比較して、量も質も仕事に向き合う時間が増えましたね。毎日、今何をしていて、将来どうなりたいのかを話しているんです。前職の時は意識してなかったので、なりたい自分のために動いている感覚があります。

個人のキャリアをこんなに考えて、上長が目標や夢を把握している環境は、とても素敵なことだなと感じるんです。BOXは、どんどん深く踏み込んでいきますから!笑 

例えば、週報一つとっても、メンバー全員から沢山のコメントやアドバイスをいただけるんです。仕事をしていて、常に気にかけてくれている感じがします。

前職では、良くも悪くも良い距離感を保っていたので雰囲気が全然違いますね!

あとは、とにかくみんな熱量が高くて全力疾走なので、周りの環境に刺激をもらっています。

僕たちは、なんでも話せる相談相手になりたい

ーー現在の業務内容を教えてください。

現在は、転職エージェントとして、CAとRAの両面を担当していますがCAに携わる時間の方が多いです!
CAでは、転職希望者にコンタクトを持ち転職活動を全部支援させていただいてます。マインドセットから転職軸の整理、企業のリサーチを始め、面接の対策や内定承諾時の退職交渉とかサポートしています。かなり密にやりとりするので、大体一人あたり内定が出るまで20回以上は面談をしていると思います。

ーー20回は多いですね!

BOXとしても「目の前の人を幸せにしよう」をモットーにしているので、向き合っていると多くの時間を費やしてしまうんです。

転職はあくまでも幸せになるための手段でしかありません。だからこそ、その人が転職という手段を使って、どんな自分になりたいのかを明確にすることに、一番時間を使っています。

やりたいことや、ありたい姿ってなかなか友達に恥ずかしくて話せないこともあると思うんですよ。僕たちは、なんでも話せる第三者として丁寧に聞いてあげることを意識しています。ただ、だんだん友達みたいになって雑談もしたりするので、あっという間にすぎるのもありますね!笑

互いに自己開示をして、なんでも話せる相談相手という存在を目指しています。

ーーBOXでのやりがいを教えてください!

BOXでは、スタートアップ企業を中心にご紹介をしているのですが、急成長企業で面白いところばかりなんです!この企業たちと、モヤモヤしている人をマッチさせてあげられるのがやりがいです。
以前、支援させていただいた方がキャリアに対して前向きになり「これからの人生楽しみです!」と言ってくれた時は嬉しかったですね。

スタートアップ人材の流動性を高めることは、良い人材を確保するために大切なことです。大手企業もスタートアップに優秀な人がいくと危機感を抱くと思うんですよね。かつて僕が大企業の退職者支援で感じた、企業のキャリア依存を何かしら変えられる動きが出来たらと思います。

ーー石黒さんの今後を教えてください!

キャリア形成に迷わず、自律できる世の中にしたいです。そのためにまずは、自分自身が体現したいと思っています。僕にとってキャリアの自律とは「石黒がいないとこの会社はきついよな!」って思ってもらうことです。そう思わせられるように、まずはBOXで頑張っていきたいです。

ーーでは、最後にこのインタビューを読んでくださった方や、採用候補者の方へメッセージをお願いします!

僕はBOXに入社して、とにかく思考する時間が増えたと感じています。それは仕組み化されたものをこなすのではなく、一から作り上げていくことが多いからです。前職と比較すると正解がなく、正解をつくっていくことになるので段違いに成長している実感があります。

BOXでは、間違いなくなりたい自分になれる環境があります。今キャリアでモヤモヤしている方、キャリア自律をしたい方、ぜひ私とお話ししましょう!BOXでお待ちしています!