自分の軸を明確にすることが、成功への近道。“存在しなかったポジション”への転職を成功させた佐久間さんのこと
こんにちは、スタートアップの人事支援と挑戦する人のキャリア支援を行っているBOXです。今回お話を伺うのは、BOXを通してD2Cトータルソリューション企業の株式会社SUPER STUDIOへ転職を果たした佐久間さんです。
「フルスタックマーケターになりたい」という軸を持って転職活動に取り組まれていた佐久間さんですが、入社したSUPER STUDIOには当時、専任マーケターのポジションがありませんでした。それでも現在の佐久間さんは、「SUPER STUDIOの“新しい風”として、楽しく働けています!」と語っています。
佐久間さんが自分軸をブラさずに転職を成功させた秘訣とは一体なんだったのでしょうか?
惹かれたのは、SUPER STUDIOの「イケてる」感
——さっそくですが、佐久間さんがSUPER STUDIOを知ったキッカケを教えてください。
転職を視野に入れ始めて転職サイトに登録をしたところ、BOXの方からメッセージをいただき、「紹介したい企業がある」ということを聞きました。それがSUPER STUDIOを初めて知ったきっかけです。
——そのときは、どちらの会社にいらっしゃったのですか?
そのころはOYO LIFEという会社でコンテンツ企画やマーケティングのような仕事をしていました。
OYO LIFEは家具や家電の揃った不動産をホテルのように利用してもらうためのオンラインサービスを提供していました。ですがインド発のサービスだったので部屋の広さや家賃など日本では「当たり前」とされる情報が掲載されておらず、それらを日本市場向けに最適化していくのが当時の僕の仕事でしたね。
——ウェブサービスの「コンテンツ」の部分を主軸に働かれていた?
そうですね。ただ、今回の転職で希望していたのはコンテンツ企画ではなく、Google Analyticsなどのツールを使って流入経路やCV数を分析するようなマーケターの仕事でした。
――転職のタイミングでさらなるキャリアチェンジも目指したということですね。そのことはPITにも伝えていた?
もちろんです。BOXは、面接で僕が考えていることやバックボーンを丁寧に引き出してくれました。そこから「こういう企業がいいんじゃない?」「ここが合っているんじゃない?」というのを複数提案してくれて、どれも納得感がありました。そのなかのひとつがSUPER STUDIOだったんですよね。
——面接段階でのSUPER STUDIOの印象はどのようなものでしたか?
初めてオフィスで面接を受けたときのことは、今でもよく覚えています。オフィスの内装が本当にイケていて(笑)。ですが、面接で話を聞いていくとその「イケてる」感じは外面だけではなかったんですよね。
話の中で自分たちが開発したプロダクトにこだわりを持っていることがひしひしと伝わって、そのこだわりが内装にもにじみ出ていると感じ、 入社の決め手のひとつになりました。
——先ほどお話されていた通り、SUPER STUDIOにはマーケティング職で入社されたのですか?
はい、ポジションとしてはSaaS事業のマーケターです。でも、僕が就職活動をしているときにはSUPER STUDIOにはSaaS事業のマーケティング職のポジションがなかったんですよね。
——募集していない職種だった……?
そうです。プロダクトごとに「兼任マーケター」はいたのですが、それを専門としているメンバーはおらず、募集がかかっていたわけでもなかったんです。
僕はBOXとの面談のときに「マーケティング、もくしくはマーケティング領域を担当するディレクター職がいい」と繰り返し伝えていたので、面接の過程で、言ってしまえば僕のやりたいことと経験を活かせる“僕のためのポジション”を作ってくれました。
——それはすごい……!それだけ佐久間さんが魅力的な方だったということでしょうね。
だとすると、本当にありがたいですね。その対応にスタートアップならではの柔軟性を感じましたし、それだけのことをしてくれる会社の期待に応えたいという気持ちもあり、入社を決意しました。
CHANGEを大切にする社風と自分の価値観がマッチした
——入社して半年が経ちましたが、実際に入社してみていかがでしょうか?
会社のバリューと自分の価値観が合っているな、というのは日々感じていますね。SUPER STUDIOのバリューに「CHANGE」というキーワードがあるんですが、それが自分のやりたいことともマッチしている感じがあって。
(公式ウェブサイト「MISSION」ページより)
https://super-studio.jp/mission
——具体的には、どういうところがマッチしているのでしょう?
入社したころは僕がSaaS事業で初めての「専任マーケター」だったので、当然決まった業務はありません。最初は会社や事業のことをキャッチアップするために社内に散らばっている情報をひたすら集め、分からないことを解決するためのミーティングを設定したり、セールスチームとのミーティングを重ねてアウトプットの場にしたり……。
「新しい風」としていろんなことを主体的に進めていくのが本当に楽しかったですし、会社としてもそれを歓迎してくれるような雰囲気がありました。
——自分でポジションを作る、仕事を見つけるというのはやりがいがある分苦労も大きいですよね。
最初の1ヶ月は本当に大変でした。ただ、ミーティングを設定していろんな人と話ができたからこそみんなに顔を覚えてもらえましたし、今メンバーとスムーズにコミュニケーションがとれるのはあの期間のおかげだとも思っています。
最近は社内にバスケットボール部を立ち上げて、業務以外のコミュニケーションがとれる環境も作りました(笑)!
——すごい推進力ですね。佐久間さん自身がSUPER STUDIOのことを心から好きだということが伝わってきます。自社のここが好き!というところはありますか?
自社のプロダクトを好きな人が多いところです。営業担当者がプロダクトを愛しているというのは多くの会社でそうだと思うのですが、SUPER STUDIOではエンジニアもバックオフィスもみんな自分の会社のプロダクトを愛しているんですよね。
プロダクトが優れているから、もっとお客様に満足してほしい、魅力を伝えたいと思える。お客様に満足してほしいと思えるからこそ、毎月20〜30箇所にも渡るアップデートができる。自分たちが作っているものに誇りを持っているんだなということが会社全体から感じられて、とても好きです。
——そんなメンバーの中で、佐久間さんはどのような役割を果たしていきたいと思っていますか?
メンバーみんながプロダクトにこだわりを持っている一方で、今までは専任マーケターがいなかったので「これだ!」という販路を決めきれていませんでした。僕はその大切な役目を任せてもらっているので、使命感を持って改善に取り組んでいきたいです。
カルチャーマッチのために大切にしたいこと
——ここまでのお話から、佐久間さんはSUPER STUDIOのカルチャーにかなりフィットしている印象があります。スタートアップの転職においてカルチャーマッチの重要度は高いと思いますが、一方で難しさもありますよね。ミスマッチが起きないように、求職者として大切にした方が良いことはなんだと思いますか?
自分の軸を明確化して、会社のビジョンと照らし合わせることでしょうか。そのためにも「こんな感じかな」という抽象的な自分軸だけでなく、定量的・定性的な部分も軸として持っておけるといいなと。
たとえば僕は「変化したい」「物事を推進したい」という気持ちが強く、SUPER STUDIO側もそれを求めていたからカルチャーマッチしました。これがもしすごく保守的な会社だったとしたら、僕みたいに新しいことをどんどん始めてしまうとむしろ疎ましがられているはずなんですよね。
入社前に「自分の軸で動いたときに、会社が喜んでくれるか」を考えることで、ミスマッチは起きにくくなるのではないかと思っています。
——転職活動を始めた当初から、自分の軸を言語化できていたのでしょうか?
いえ、実は僕もどちらかというと自分の価値観を言語化するのは苦手なタイプです。もちろん面接に向けて自分について言語化する努力をしてきましたが、PITの面談を通してさらに突き詰めていくことができました。
コミュニケーションを重ねて「僕の本当にやりたいこと」を一緒に探してくれたから、BOXが提案してくれる会社にはどれも納得感があったんだと思います。
——佐久間さんは、今後SUPER STUDIOにどんなメンバーがジョインしてくれたら嬉しいですか?
大きく2つです。1つは、プロダクトを愛せる人。先ほどもお伝えした通り今いるメンバーはみんなプロダクト愛を持っているので、同じ想いを持てる人がいいなと思っています。
もう1つは、人とコミュニケーションが取れる人。今のSUPER STUDIOは100人ほどメンバーがいますが、社歴の浅い僕でも話したことの無い人はいないほど風通しの良い会社です。積極的にコミュニケーションを取れる人と一緒に働きたいです!
*
SUPER STUDIOでは現在、EC業界での業務経験がある方の採用を強化しております。ご興味のある方は、BOXまでお問い合わせください。