「経営者が自分のすべきコトに向き合うために」採用から企業を支えるDRIXとSeven Rich Group採用支援事業部がアライアンスを開始
「採用は腰が重いんだよね。」これは、私たちSeven Rich Group採用支援事業部が、とある経営者の方からご相談いただいた言葉です。
採用に力をいれなければいけないことはわかっているけれど、今のメンバーでなんとか会社は回っているからなかなか動き出せない。緊急度が低い。いざ本腰を入れようとしても何から始めれば良いのか、どのくらい時間をかければ良いのかわからない——採用に関して、このような課題を抱える企業は多くあります。
労力や金銭的・時間的コストがかかる採用を一気通貫してサポートするために、Seven Rich Group採用支援事業部は株式会社DRIXと業務提携をしました。
候補者が納得できる選択を提供するために伴走をし、人材紹介事業を行っているSeven Rich Group採用支援事業部。そして、採用コンサルティング事業・採用代行事業を通じて、企業の成長を"経営者のバディ"として採用から支えるDRIX。
ふたつの企業がアライアンスを組むことで、どんなことが解決できるのか。今回のnoteでは、DRIX代表・長谷川さんと、採用支援事業部代表・角田が対談を行い、両社がパートナーとなるメリットを語りました。
DRIX代表・長谷川 優(はせがわ ゆう)
2014年株式会社インフラトップ(現・DMM.com Group)創業と同時に営業部マネージャーとして入社し、翌年 執行役員に就任。2017年にプログラミングスクールWEBCAMP事業の人材紹介事業部を立ち上げ、2020年取締役およびCPO(最高プロダクト責任者)に就任し、教育事業、人材事業を統括。組織戦略の構築から採用、育成とHR領域を担い事業推進に従事。2021年12月株式会社DRIXを創業。
株式会社DRIX
2021年12月創業。採用コンサルティング、採用代行、エージェント事業を展開。Mission・Visionの達成に向け、事業計画から採用戦略や組織戦略の構築を共に行い、ベンチャー企業・スタートアップ企業の採用成功を目指す。上場企業、〜100億円規模のスタートアップ/ベンチャー企業を数十社支援。
Seven Rich Group採用支援事業部代表・角田 光史(つのだ こうじ)
スタートアップ企業のPM経験を経て、2020年スタートアップ特化の採用支援事業部立ち上げを行う。 また株式会社フードコーナー代表取締役としてCRAFT CURRY BROTHERSという無添加カレーブランドを開発、オンライン販売、CCB BASE代々木などの店舗経営を行う。
Seven Rich Group採用支援事業部
スタートアップ企業を中心に、人材紹介、面接代行、求人媒体の運用コンサルティングサービスなどを提供。会計士コミュニティ、エンジニアコミュニティなど、ビジネスマンの交流の場も積極的に運営し、立ち上げから2年で17名の組織へ急拡大中。
事業戦略を採用戦略に落とし込み、採用活動を一気通貫でサポート
——二社が業務提携をすることになった背景を教えてください。
角田:Seven Rich Groupの採用支援事業部である私たちが人材を紹介するクライアント様の多くはシード期や上場前の企業です。クライアント様にマッチした候補者を紹介することはできても、「採用につながった」で完結してしまうことも多いんです。つまり、短期的な成果に留まってしまう。
もちろん人材紹介という面では成功なのですが、長期的にはクライアント様の成長スピードを加速させるサポートをしたい。組織の原動力となる「人の採用」には、それだけの力があるからです。
現在、経営陣とのコミュニケーションを深め、人材紹介だけでなく採用コンサルティングサービスを活用いただいているクライアント様さんもいらっしゃいます。しかし、あくまでセブンリッチが踏み込めるのは、採用の専門家としてアドバイスできる領域まで。
そこで、事業戦略や経営方針から本質的な組織・採用戦略の策定をサポートできる、DRIXさんと手を組むことになりました。
長谷川:セブンリッチさんは会計事務所を中心に多くの事業を展開している特性を活かし、多くの企業のあらゆる職種の採用支援を行ってきている。積み重ねてきたナレッジを活かし、採用課題に対して最適な人材を紹介してきたセブンリッチとDRIXが協力し、HR観点から一気通貫で企業を支援していきます。
長谷川:クライアント様のヴィジョン達成のために、ときには経営方針を共に定め、事業計画をともに作成。そして採用戦略に落とし込む。採用の成功だけでなく経営者のバディとして、組織拡大や業績伸長を図るのが我々の存在意義です。
角田:経営方針や事業計画についてアドバイスできるのは、実際に事業を推進した経験がある当事者だけだと思っています。そのため、創業から事業売却まで経験した長谷川さんがいるDRIXさんとセブンリッチが手を取り、事業推進を見据えた採用戦略を練り上げる。
すると、「そもそも御社に必要なのはエンジニアではなくマネージャーではないか」「事業計画を考えると、今の段階であと◯名人材が足りていない」と、従来の人材紹介より一歩進んで考えることが可能になります。
スタートアップで専任の採用担当者がいるケースはまれなので、新たに選任者を雇い採用の内製化を進めるのも選択肢としてはあるかもしれません。
しかし、そもそも「専任の方の採用」にも時間とコストがかかります。また、経営方針や事業計画まで深く考えた採用を行えるような、高いスキルを持った人事担当者は、なかなか市場にいないのが現実です。
その領域の専門家ともいえるDRIXさんや私たちセブンリッチに採用をアウトソーシングすることで、経営者は本業に専念し、機会損失を回避することができます。
——なるほど。経営戦略や事業戦略を練る段階から採用の専門家の力を借りることで、人事リソースの解消や自社にはなかった視点から採用戦略を考えられる効果もありそうですね。
長谷川:事業を伸ばしていくためには「採用」に力を入れなければならない。それはわかっているけど、何から始めたらいいのか?どうしたらいいかわからない!という経営者の方も多いはず。
前職時代、私もそうでした。創業〜資金調達〜事業売却〜DMM Group子会社役員の経験を経て、人や組織によってどこまででも事業を伸ばすことができる。採用の偉大さ、重要さを強く感じてきました。
採用領域は広く奥が深いので、最適な採用手法がわからないとつまづいてしまう。ほかにも、採用担当がいない、経営層が採用を担っているが手が回っていないなど、リソース面で頭を悩ませている企業も多いと思います。
そこで我々のような採用コンサルティングを活用していただければ、そもそもどんな戦略でいくかといった採用戦略の策定、あらゆる事例から最適な戦術の策定が可能です。人事リソースの提供を行うことで、クライアント様の"バディ"として採用課題を共に解決していくことができます。
また、採用について考えるということは、経営について考えることでもある。クライアント様が採用へのコミット度合いを上げたことで、事業も加速していくケースは何度も見てきています。
採用コンサルティングの導入により、経営者自身が何に時間を割くべきか考える機会に
——採用のアウトソーシングによって、採用活動の活性化につながるとのことでしたが、それをDRIXさんやセブンリッチに任せることのメリットはなんですか?
長谷川:セブンリッチは経営管理支援事業、VC事業、人材紹介事業などでスタートアップ、ベンチャー企業を全面的にバックアップし、成長の支援をしています。数百社ものクライアントを持つセブンリッチは、経営者が本来集中すべきコトに向き合えていない場面をたくさんみてきていると思うんです。
私自身、株式会社インフラトップを創業から売却まで経験しており、社員数名〜500名弱までのフェーズで採用に携わりました。取締役や事業責任者、人事責任者として、複数事業の立ち上げて組織を見てきたからこそ、スタートアップ企業やベンチャー企業が人・組織面で感じる課題、しんどさが痛いほどわかる。
私の経験はもちろん、DRIXメンバーの経験を駆使しクライアント様が抱える人・組織の課題を解決すべく支援に入っています。採用業務の支援だけでなく、時には孤独な経営者に寄り添い、話を聞きより本質的な課題が見つかりそこに対して共にアプローチしてみるといったこともしています。
過去にサポートした企業で、採用課題の相談はもちろん、資金調達の相談や、マネジメントについて、経営層でのコミュニケーションエラーが起きてしまっているので相談に乗ってほしい!といったお話もありました。過去に経験した事例や他社さんでの事例(社名などは伏せて)をもとにお話しさせてもらったりも。
セブンリッチと手を取り合い、お互いの経験を活かし、市場の動向や企業フェーズ、経営者が大切にしている価値観などを踏まえて、経営者のバディとしてビジネスの成功を考えていきます。
角田:採用をアウトソーシングすることで、単に経営者が時間を有効に活用できるようになるだけではないのが、一気通貫してサポートできる我々に任せていただく価値だと思っています。
採用を自社でなんとかしようとしていたときの精神的な負担、それに伴う成長スピードの鈍化など。我々が採用戦略の策定や採用実務を丸々サポートすることで、経営者は自身がリソースを割くべき業務に集中することができる。
長谷川:経営の肝となる採用に、外部の人間を入れるのは抵抗があるかもしれません。まずは週一のMTGで壁打ちや、採用周りをライトに相談いただくなど、最適な関わり方を提案することが可能です。
——経営の肝ともいえる採用。それを外部に任せるかどうかは慎重に考えたくなってしまいますが、DRIXさん、セブンリッチの場合は徐々に信頼関係を構築しながら進めていくんですね。
長谷川:そうですね!採用コンサル・RPOを依頼する上でコンサルティングフィーがボトルネックとなってしまい、導入に至らないケースがあります。
採用にかかるコストを2つに分け、外部コスト(人材紹介における採用Fee、媒体出稿料など)・内部コスト(採用にかかる人的コスト)と呼んでいて、両軸で考えていくと、実は外部に依頼した方がコストパフォーマンスが良いことも。
外部コストは、わかりやすいので算出しやすいですよね。内部コストとして、自社内で誰がどのくらい採用に時間かけているかを算出している企業は少ない印象です。経営者や役員を中心として採用に力を入れている場合、外部に委託したときと比べてはるかにコストが掛かっているケースはよくあります。
採用を委託して時間を作ることで、経営者は顧客やマーケット、プロダクトにとことん向き合うことができ、さらに事業を伸ばしていくことができます。採用が重要!といった意識は素晴らしいので、そこに我々のようなサービスをひとつの選択肢として捉えていただけると嬉しいなと思います。
サービスを利用するかは置いておいて。採用で迷うことがあればまずはご相談を
——最後に、採用について悩みを抱えている方たちへメッセージをお願いします。
角田:このフェーズで導入するのがベスト、というのはありません。経営者の皆さんが採用で立ち止まることがあれば、それが相談していただくベストなタイミングだと思っています。
私たちセブンリッチが大切にしているのは目の前の人を幸せにし続けること。もし候補者や企業の中の方たちが大切な家族だとして、重要な局面で誤った方向に行こうとしているなら、迷わずNOを提示するほど本気で人に向き合い続けています。YESを言うのは簡単ですが、NOをぶつけられる人対人の関係性を構築できればと思っています。
長谷川:企業が成長し続ける限り、、採用コンサルティングにも終わりはありません。仮に現段階で採用が順調であったとしても、ミッション・ビジョン達成に向け、「こんなポジションがいたらさらに伸びるのでは?」といったような提案を行い、バディとして伴走していきます。
採用に課題を感じていたらラフに相談してください!事業成長の肝である採用を任せるということは、大きな意思決定だと思います。まずは、我々を知っていただき、課題が解決されるか?人として信頼できるか?など判断いただければと思います。
お問い合わせ
Seven Rich Group採用支援事業部代表
角田:koji.tsunoda@sevenrich-ac.com