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大手から転職後、約1年でどんな変化が? 同期入社の2人にインタビュー

2020年に前身となる事業部が立ち上がり、2023年4月に分社化した株式会社BOX。IT業界のスタートアップ・ベンチャーの求人を中心に、人生に最大限寄り添う転職支援を得意とするBOXには、大手企業やメガベンチャーから転職してきたメンバーも所属しています。

今回は、株式会社三井住友銀行に所属していた白木俊輔と、船井総研グループの株式会社 HR Forceに勤めていた櫻井祐樹にインタビューを実施しました。2人は2022年4月入社の同期で、BOXで働き始めて1年以上が経過しています。この1年間、どのようなエピソードがあったのでしょうか。転職の経緯やBOXで働く魅力、今後の目標や展望なども含めて詳しく聞きました。


白木 俊輔(しろき しゅんすけ:写真右)
大学時代は日本一を目指すために体育会ラクロス部に入部。中央大学卒業後、新卒で三井住友銀行に就職し、融資の提案やDX化など法人営業に従事する。その後、株式会社BOX(旧SEVENRICH GROUP採用支援事業部/SEVENRICH GROUP転職エージェント)にて、中途の転職支援を行う。また、転職エージェントの経験からHRイネーブルメント事業の立ち上げ業務にも携わる。エージェント目線だけでなく、人事目線で中長期的なキャリア形成に伴走する。

櫻井 祐樹(さくらい ゆうき:写真左)
立教大学在学中に東進ハイスクールにて4年間勤務。4年間で5000時間以上、中学生〜高校生とその親御さんとの面談に費やす。その後、新卒で船井総研グループに入社し、求人広告領域に従事。当時最年少で大手企業担当CSとして務めたのち、「より求職者に寄り添うべき」との強い想いから現職に入社。

自身のキャリアや業務への「モヤモヤ」が転職のきっかけに

——まず、これまでの経歴を教えてください。

白木:僕は大手銀行に3年ほど勤めた後、BOXに転職しました。具体的には、2019年に新卒で三井住友銀行に入社。1年目から静岡支店の法人営業部に配属となり、製造業や水産業の中小企業向けに、融資のご相談やSMBCグループの各種商品のご提案を行っていました。

櫻井:僕は2021年に、船井総研グループの株式会社HR Forceに新卒で入社しました。求人特化の検索エンジン「Indeed」の運用代行を行う同社の中では、カスタマーサクセスに従事。まずは地方中小企業向けの採用コンサルティングからスタートし、徐々に大手企業のクライアントも担当するようになりました。その会社に約1年勤めた後、2022年4月にBOXに入社しました。

——なぜ、BOXに転職を?

白木:僕の場合は、兄の姿を見て自分の人生のあり方を見つめ直したことが大きなきっかけでした。というのも、兄は不動産デベロッパーに勤めながら、その会社の新規事業に携わりつつ、自分の会社を興したり、興味のある企業の取締役を務めたりしていたんです。好きなことややりたいことをやり、日々を生き生きと楽しそうに過ごしている兄の様子を見るにつけ、会社に言われたことばかりをやっている自分のキャリアにモヤモヤとした気持ちを抱えるようになりました。

そこで、転職を考えていた折に、高校と大学が同じだったBOXの澤田さんと再会して。転職についていろいろと話を聞いてもらう中で、「白木の悩みや希望は、全部BOXで叶えられると思うよ」と、BOXに誘ってもらいました。BOX代表の角田さんともお話する中で、圧倒的な成長環境があることと働くメンバーに魅力を感じ、入社を決意しました。

櫻井:僕は何か決定的なきっかけがあったというよりも、小さな違和感が積み重なった結果、前職からの転職を決意しました。カスタマーサクセスとしてお客様に採用コンサルティングや広告枠の販売を行う中で、事業の仕組み上、お客様の課題を根っこから解決できるような関わり方ができないことに疑問を感じていたんです。そのモヤモヤがどうにもごまかせなくなってきたころ、大学時代の先輩が、BOXを利用して転職活動をしていることを知りました。そして、先輩がひょんなことから、僕とBOXをつないでくれて。

角田さんと面談する中で、BOXの「仕事も、仕事以外の部分も良い人間であれ」というスタンスに大きく共感。僕のいるべき環境はここだと直感し、BOXへの入社を決めました。

——お二人は、グループ会社も含めて、大手からスタートアップへの転職を実現されました。入社後、社風の違いなどを感じる場面はありましたか?

櫻井:入社日に当時のオフィスを訪れたとき、狭いフロアに机がぎゅうぎゅうに置かれていて(笑)、まさにスタートアップな雰囲気があってワクワクしました。

白木:たしかに、圧倒的なスピード感を肌で感じたよね。僕もそういう雰囲気に、おもしろさを感じたことを今でもよく覚えています。特に僕の場合、入社日以前からBOXのオフィスによくお邪魔していたこともあり、入社直後はすぐにスカウト業務や面談に取り組んで。知識やスキルを実践の中で身に着けていくスタイルは、前職にはないものだったので、大きな違いを感じた部分でした。あとは、自分たちでカルチャーをつくっていけるのも、スタートアップらしいと思いました。

櫻井:白木が「アサカツ隊長」になって広めた朝活だ!(笑)

白木:そうそう(笑)。  1年前、オフィス移転を控えていたころに、社内で「グループに還元できるようなことに積極的に取り組んでいこう」という話が出て。それを聞いて、僕がもともと一人で取り組んでいた朝活も社内メンバーと一緒に取り組んだら、良い効果があるんじゃないかと思って会社に提案したところ、今も続くBOXのカルチャーのひとつになりました。

櫻井:今では後任のメンバーがアサカツ隊長を引き継いで、BOXらしいカルチャーへとつくり上げてくれているんです。大手企業出身の僕らからすると、本当にすごいことだなと感じます。

白木:本当にありがたいですね。

良いことも悪いことも経験した1年間

——入社して約1年。この間、BOXでの仕事はいかがでしたか?

白木:僕は良い経験も悪い経験も、両方ありました。入社してから半年間携わっていた人材紹介の仕事に関しては、人よりも思考と行動の量を増やすことを意識していたので、順調に目標を達成することができました。

でも、その後に経験した新規事業では、たった4カ月で事業から離れることになってしまって。ずっとやりたいと思っていた新規事業に携わることができたにも関わらず、しっかりと結果を出すことができなくて、僕の中では挫折を感じた経験でした。とはいえ、今では再び人材紹介事業のほうでマネジメントに携わり、2~3名ほどのチームを任せてもらっています。そういう意味では、会社に一定の評価と期待をしてもらっているのかなと感じています。

櫻井:僕の場合は入社2カ月で次々と成果を出していた白木と違って、最初の半年は本当に何も結果を残すことができなくて。当時は白木と自分を比べてしまい、自己嫌悪に陥ったこともありました。入社から4カ月ほどしてようやく、担当する候補者の方に内定が出て、その会社に入社することが決まったんです。結果が出るまでの4カ月間は周りから厳しいことを言われたこともありましたし、仕事をしっかりと回すことができない自分に嫌気がさしたこともありました。でも、年末にかけて仕事の勘所をつかむことができ、安定して結果が出るようになっていき、今では2名ほどのチームをまとめるリーダーとしてマネジメントにも挑戦しています。

——白木さんは入社早々に成果を出していたそうですが、その秘訣はどのような部分にあったのでしょうか。

白木:入社直後から周囲をよく観察して、さまざまなメンバーの考え方や行動から学びを得ていたことが大きいと思います。実は僕、こう見えて、人から自分のダメな部分を指摘されるシチュエーションが大嫌いで……(笑) だからたとえば、先輩からフィードバックを受けている人がいたら、耳をそばだててその内容を聞き、何がダメだったのか、どういう行動をした方がいいのかを教訓として自分の中に蓄えておくという習慣を続けているんです。あとは関わる人もすごく意識していて、仕事の相談をするときは、成果を出している人や自分の理想とするロールモデルと近い方とコミュニケーションをとるように心がけていました。

櫻井:それはなぜ?

白木:まだ自分の中で仕事のやり方が確立されていない段階で、いろいろな人の意見やアドバイスを聞いてしまうと、軸がブレてしまうんだよね。入社直後は、成果を出している人のやり方を真似することが大切だと思っていたので、僕は澤田さんや牧野さんの良いところを盗んで組み合わせ、自分なりの正攻法を見つけていった形です。

——櫻井さんの場合は、結果が出ない時期があったとのことで。

櫻井:そうなんです。当時は本当にしんどかったですね。何をやっても空回りするような感覚で、焦りながら仕事をしていて。

——同期で入社直後からバリバリと結果を出していた白木さんとの違いは、今振り返ってみると、どんなところにあったと思いますか?

櫻井:コミュニケーションの幅と量ですね。僕は当時、直属の上司の袖川さんに、案件の進め方をたまにしか相談していなかったんです。そもそも採用支援の仕事に初めて取り組むのに、白木のように、成果を出している人の進め方を真似していなかった。案件の進め方や押さえるべきポイントを自分でゼロからつくるようなやり方をしていたために、結果が出るのに時間がかかったのだと思います。

BOXの人材紹介事業は、友人に胸を張って紹介できるサービス

——BOXでの仕事のおもしろさや醍醐味を教えてください。

白木:僕は自分の友人に胸を張って紹介できるようなサービスに携われていることと、圧倒的なスピード感の中で自分自身の実力が高まっていることに、大きなやりがいと醍醐味を感じています。実は以前、仕事と人生に行き詰りを感じて深く悩んでしまった友人の転職活動を、僕が担当CAとしてサポートさせてもらったことがありました。友人の書いた書類をひとつひとつ添削して、彼の良いところや強みをしっかりとPRできるようなものに書き換えていった結果、とある急成長中のスタートアップに入社が決定。非常に暗い顔をしていた彼が、今では生き生きと楽しそうに働いている姿に、この仕事をしていて良かったと心から思いました。

櫻井:僕はクライアントと「人対人」のあたたかなコミュニケーションの中で深い関係値を築けること、それを通じてクライアントの抱える真の課題を発見し、その解決を支援できることにやりがいを感じています。クライアントの担当者とビジネスライクな関係で終わらないというか。一緒に飲みに行くこともありますし、住んでいるエリアの話などをしているうちに、自然とご縁がつながって、仕事が広がっていくんです。それがとてもおもしろいなと思います。

組織拡大後もBOXらしく価値提供し続け、日本の転職市場に選択肢を増やしたい

——今後の目標を教えてください。

白木:個人的な目標で言えば、今の僕の「目標が漠然とした状態」から大きく変化していたいです。実はこれから、兄が通っていたコーチングスクールで学ぶことになっていて。兄はこのスクールに通ったことで人生が変わったそうなので、僕もいろいろなことを学びながら自分と深く向き合って、明確なゴールに向かって人生をドライブできる人間へと成長していきたいと思っています。

櫻井:すごいね。結構忙しく仕事しているじゃない。大変じゃないの?

白木:大変かもしれないんだけど、楽しみでもあるかな。1年後の自分がどうなっているのか、今からワクワクしてる。

櫻井:僕は逆に中長期目線のキャリア目標を掲げていて、いずれは事業責任者やマネージャーとなり、現場のメンバーが120%の力を出せるような組織づくりに携わっていきたいなと思っています。各メンバーの経験や知見を社内全体で活かせるような仕組みづくりや、入社間もないメンバーをいち早く成長させる仕組みづくりを行って、組織全体をさらに強くしていきたいです。その結果、BOXならではの価値を届けられる人や企業の数をもっともっと増やしていけたらと思っています。

——お二人はこれからますます、BOXの中核を担うメンバーになっていくことと思います。改めて、今後のBOXをどのような会社にしていきたいですか?

白木:BOXは今後、規模がさらに拡大していくと思います。そのとき、現在のメンバーが持っている採用支援への想いや、法人や個人に対して提供するサービスの質を維持・向上できる組織でありたいです。スタートアップの採用課題の本質に寄り添い、候補者の人生に本気で寄り添って、本当にマッチする「人と企業との出会い」を生み出していく。そういうBOXらしさを、組織が大きくなったとしても失わずにいたいと考えています。

櫻井:僕はBOXの事業を通じて、国の掲げる「スタートアップ育成5か年計画」を追い風にしながら、日本において「スタートアップに転職する」というキャリアを当たり前のものにしていきたいです。自分自身の経験から、スタートアップで働くことで得られるものは大きいと感じています。経験値の最大化を目的に、ひとつの選択肢としてスタートアップを選ぶのもアリだと思うんです。スタートアップで仕事をするおもしろさや得られるキャリアなどを、僕らが世の中にしっかりと伝えていかなければいけないなと思っています。

——最後に、BOXへの入社を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。

白木:僕はBOXのインタビューで何度もこの話をしているのですが、まずはみなさんの人生のピークがいつかを改めて考えてみてください。人生のピークが過去にあることに危機感を感じた方、人生のピークを更新し続けたいと考えている方は、きっとBOXで活躍していただけると思います。今の自分よりもさらに高いところに行きたい。より良い仕事をして、より良い自分でありたい。そんな風に考える方と一緒に働くことができたら嬉しいです。ご応募、お待ちしております!

櫻井:BOXは、社会の「新しい当たり前」をつくる力を秘めた会社だと思っています。そういった大きな変化を生み出すことにおもしろさを感じる方は、BOXの環境にマッチしているはずです。どの環境に移っても通用するような力をつけていきたいと思っている方は、ぜひ一度、BOXのメンバーと話をしてみていただけたら。みなさんとお会いできる日を、楽しみにしています!

BOXで一緒に働くメンバーを募集しています

大手企業やメガベンチャーから転職してきたメンバーも多いBOX。「自分の可能性を確かめたい」「本気で仕事に取り組みたい」と入社してきたメンバーは、入社後いろんな困難にぶつかりながらも日々成長し、結果を出しています。

BOXは、そのような多様なバックグラウンドを持つメンバーが、転職希望者の方の将来に関わる責任をもって、全力で支援します。転職を検討している求職者の方は、ぜひご連絡ください。

またBOXで一緒に働くメンバーも募集しています。成長を求める方、ビジネスに興味がある方、自分で事業を作りたい方、そのような方にとって、BOXは最高の環境だと考えています。少しでも興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。