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「自分を変えられるのは自分だけ。」直感を大切に先の見えない挑戦に生きていく。

工藤恭綺(くどうみつき)
株式会社BOX /2022年2月入社
1995年6月21日生まれ(26歳)
宮崎県延岡市生まれ。高校生まで地元で育ち、大学受験を前に休学し1年間フランスへ留学。新卒では渋谷の大手メガベンチャーへ入社し、一貫して採用支援事業に従事。
自らの成長と先の見えないチャレンジをすべく、現職へ転職。

【猪突猛進、なんとかなる精神】

袖川〉
BOXメンバー対談の第四弾!今日は同じチームメンバーのみつきです。それでは、簡単にみつきのことを教えて!


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工藤>
よろしくお願いします!
宮崎の延岡で生まれて、旭化成が有名なところ。高校3年まではずっと延岡、大学は長崎、社会人で上京って感じ。子供の頃はコケまくって成長するタイプだった、母親曰く常に怪我が絶えなかったらしい。あと注意散漫でよく迷子になって、迷子センターにお世話になってたんだって。(笑)

袖川>
本当にわんぱくって感じだったんだね!宮崎出身なんだ、そこからなんで大学は長崎に?

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七五三での一枚。


工藤>
そうだね~高校3年生の時に1年休学して、フランス留学に行ったんだよね。だからストレートに学力だけの一般受験では戦えないなと思った。いくつか大学みてたんだけど、AO入試で入れそうなところで、いざという時に家に帰りやすいところで長崎を選んだ。あとは平和教育にも興味あったからかな。

袖川>
ほうほう、そこからどうして上京しようと思ったの?

工藤>
行きたい会社がたまたま東京で、配属が東京だったから。別に東京がいい!とか、福岡がいい!とかはなかったかな。

袖川>
なるほどね!話は遡るけどさ、、、休学してまでフランス留学行こうと思ったのはなんでなの?

【楽しくも苦しくもあった留学1年間】

工藤>
だよね、色んな人から聞かれる。(笑) 一番は地元から出てみたかったのが大きいかも。延岡って田舎で、よく耳にしてたのは「女の子は結婚するもの」「大手への就職」「公務員が安定」という昔ながらの?考え方が浸透していたイメージ。時がたって、修学旅行でオーストラリアに行ける!っていうのもあって、地元の高校の国際系学科に進学するんだけど、その時の英語の先生の言葉が結構ターニングポイントだった。

「何事も経験、経験からしか物事は語れない」

その先生は英語教師になる前、海外の大学院に進学した経験がある方で。当時の私には何故かその言葉が響いたんだよね。田舎から飛び出したかったのと、その先生の言葉が刺さったこと、たまたま留学いくチャンスも回ってきて、即決した。休学したのは単位を気にせず楽しみたかったから!ただそれだけ。
実は①カナダ②フランス③スウェーデンっていう3つの選択肢があって、①は英語だから日本でも学べるしな~③は話せる地域限られるからな~②は元植民地とかもあって母国語で話されること多いな~っていう理由で、フランスにした。

袖川>
先生めっちゃいいこと言うな、確かに経験あるのみだね。実際行ってみて留学生活はどうだった?

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留学初期、文化祭的な催し(右手前が工藤。)


工藤>
辛かったこと1.5、楽しかったこと8.5。

袖川>
刻むなぁ(笑)

工藤>
辛かったこと、というか悔しかったこととしては「上には上がいる」という井の中の蛙を実感したこと。それまでは英語=強みって思ってたんだけど、全然そんなことはなくて。。。例えばフランスの高校の同級生は、母国語がフランス語で英語は基本的にみんな勉強する。それだけじゃなくて、第二外国語でスペイン語だったりイタリア語だったりアラビア語だったり、、、第三言語話せることが当たり前の世界。レベルの違いを感じたよね。

袖川>
レベル高いね、それは大変だ。
それでも楽しかったことが8.5なんだね。それはどうして?

工藤>
ただ結果としていい経験だった!高校生っていうタイミングで知らない世界を知れたし、世界中に友達もできた。あとはいろんな考え方を知れたきっかけの一つとして、3組のホストファミリーの経験も大きかったかな。
一家族目はイタリア系でご飯もイタリアンが多い印象だった。ホストマザーが面白くて、修士号を確か5つ持っていて、バリバリ仕事もしてるワーキングマザー。
二家族目はTHE フランス系って感じ。結構アクティブな家庭で、登山したりドライブいったり、あとは初めてうさぎのお肉も食べた。ボーイスカウトも経験させてもらったなぁ~フランス語話せないのに。(笑)
三家族目のホストマザーはアルジェリア出身で、幼少期にフランスへ移住してきたらしい。読み書きが苦手な方で、学校の連絡帳みたいなやつがあったんだけど、私が自分で書いてたりしてたなぁ~。

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フランスのおじいちゃんおばあちゃんとホストシスター。


袖川>
多様なファミリーだなぁ。色々な体験を積んで、人にも会ってるし、先生が仰ってた「何事も経験」を体験できたわけだね。

工藤>
そうだね!自分の価値観を広げられた感覚だった。

袖川>
それだけ色々経験した後だと、日本とのギャップも大きそうだけど、日本に帰国して何を思ったの?

工藤>
めちゃくちゃ逆カルチャーショックに苦しんだ。。。まず、高校までって学年による上下関係あるじゃん?そんな環境下で1個下の学年の人たちと過ごすのはギャップを感じていた。ありがたいことに結果的に仲良くさせてもらうんだけどね。
でも不思議だったのは、離れてみて分かるけど、家族とも今まで以上に心の距離が近くなれた気もしたし、田舎の古い考えが嫌いだったけど、そういう選択する人もいるよな~と色んな価値観を理解できるようになった気がする。

袖川>
なるほどね、留学行けてよかったね!ちょっと時は経って、、、新卒の会社を知った経緯となんでエントリーしようと思ったか理由を教えて!

【思い赴くままに就職活動】

工藤>
きっかけは大学の先輩。「エージェントの人から面白い人いない?って言われてるんだけど、話してみない?」と声かけてもらった。そこの担当の方から紹介された会社の中の一つが後に入社することになる会社だった。新卒の企業選びで大事にしてたのが、①ワクワクするかどうか②スタートアップやベンチャーで、社員さんが活き活きとしてること③誰かのためにという想いが強い会社であること。
全部大事なんだけど、特に③を大事にしてた、、、というのも、昔は今以上に自己中でわがままで、でもこのままいったら人生生きづらくなりそうだな~って考えてて。だから新卒で入る会社は他人軸で物事を考えられるところにしようって決めてたかも!

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大学の卒業旅、一人でタイへ。


袖川>
そうなんだね、そこの転換ができたのは素直にすごい!そんなみつきが大事にしている価値観は?

工藤>
「猪突猛進」一旦やってみるってことを大事にしている。今となっては有り得ないな~って感じるんだけど、当時「結局私会社に入って何やるんだっけ?」「あ、CAやるんだ!」っていうのを内定承諾後に知った。興味あることはとりあえずやってみるという精神。

袖川>
すごいな。失敗が怖くなったりしないの?

工藤>
根拠はないけど、どうにかなるかなと思ってる。

袖川>
なるほどね、みつきらしい(笑)入社してみてどうだった?

【はじめての失敗、暗黒期】


工藤>
一言でいうと暗黒期だった、辛かった。(笑)毎日トイレに篭って泣いていた時期もあったぐらい。これまでは失敗っていう失敗をしてこなかったから、初めて失敗を経験した感覚だったんだよね。何かある度に自分と同期を比較して、勝手に比べて焦ってた。

袖川>
それは辛いし、しんどいね、、、。その時はどうやって乗り越えたの?

工藤>
めちゃくちゃ周りに助けてもらえた。申し訳ないぐらいに本当にいい人しかいない会社だった。「工藤ちゃんが上手くいくためにはどうすればいいか」ってめちゃくちゃ向きあってくれて、、、本当に感謝しかない。この時に「チームとして働く」ことを知ったし、仮に上手くいってない子が今後いても、自分も力になりたいと心から思ったね。セブンリッチの次に良い会社だと思っている。

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左が袖川、右が工藤。

袖川>
それは間違いないね!俺もチームで働くことは大事にしたい。その後の社会人ライフはどうだった?

工藤>
実は2回目の暗黒期があるんだよね、さっきは1年目の話。実は2020年に部署異動になって、看護業界の採用支援事業してる部署に異動となった。
もちろん業界の違い、数字への向き合い方が違っていたとかもあったけど、結局は外部要因ばかりに求めて自分が変わってなかったから成果は伸び悩んだ。何よりもしんどかったのが、同僚からは怒るとか責めるとかじゃなくて「頑張ろうぜ」と言ってくれるので、期待に応えられないことが申し訳なくてしんどかった。

袖川>
それもしんどいね、今思えばなんで自分を変えられなかったんだろう?

工藤>
元々自己肯定感が低かったのと、努力をしてこなかった人間だったから。私の定義では「努力」=「自らの苦手なことに対して力を注ぎ改善しようとすること」。そもそも努力してこなかったからどうやって頑張ればいいのか分からなかったし、上手くいかなった時の対処法(気持ちのコントロール、数値の改善方法)も迷子だったね。

袖川>
そこだけ聞くと順風満帆な人生だった感じだね。その後はどうだった?何か学びはあった?

【自分を変えられるのは自分、きっかけを添えて】

工藤>
上司の上司、エリア長と出会えたのがターニングポイントになった。根拠はないけどずっと「できるよ!絶対できる!」と言ってくれたおかげで「あれ、私できるかも?」ってできてないことに前向きになれた。あと、上手くいかない時の原因と課題の特定と施策を立てるやり方を教えてくれた。ゴールへ導いてくださったけど、あとは自由にどうぞ!的な。道筋は自由に考えさせてくれたタイプだった。長くなるので細かいプロセスは省くけど、最終的には安定して成果を出せるようになった。

こうやってみると、めちゃくちゃ人に影響されやすい。

袖川>
自信をもてるって大事だよね!みつきが前向きになれてよかった。となると、尚更気になるのが前職を転職しようと思ったのはなぜ?上手くいってたのに。

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工藤>
大きく2点あって、①やりたいことが達成できたのと②3年目で転職する同期が周りにチラホラいたこと。①は大前提別にリーダーになりたい!っていうタイプではなかったら、人のために行動する営業マンとしてある程度の成果出せるようになった時に虚無感に襲われたんだよね。②は絶対転職したいっていうよりは一度いろんな選択肢を見ようと思った、、、こーへーさん(袖川)が一番知ってると思うけど(笑)

袖川>
そうだね、俺がアドバイザーとして「うちどう?」って紹介したからね。(笑)でもなんでSeven Rich Groupに来るっていう決断をしてくれたの?改めて聞きたい!

【SRGへ参画】

工藤>
第一にで選んだ。担当者だったこーへーさんと初めて話した時のこと鮮明に覚えてるんだけど「多分私ここに入社するんだろうな」と直感で思ったんだよね。リーダーの光史(角田)さんや同い年のたくま君(澤田)をはじめ、会う人みんなが魅力的で、純粋にこの人達と働きたい!って感じた。第二は、良い意味でSRGで自分が何を成し遂げるのか予想つかなった。入口は人材紹介なんだけど、会社としてはコーチングの部署があったり飲食事業があったりジムの自社事業もあったり、、、。

何より感じるのが、ここ最近働く中で良い意味で仕事って感覚がない。

袖川>
仕事って感覚がないって面白い、それ気になるな。詳しく聞きたい!

工藤>
BOXは野球部の部室のイメージ。サークルだとふんわりしているイメージあるけど、各々が仕事に対して熱いし、人に対しても誠実に向き合ってるし、やりがいをもって仕事しているなと感じる。

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入社前に参加した、2021年の合宿。

袖川>
野球部の部室、それだけ聞くとむさくるしいね(笑)。実際BOXきてどう?ギャップある?

工藤>
ギャップはないかな。私の場合入社前からBOXの忘年会に呼んでもらえたり、メンバーと事前に交流できてたからね。強いて言うなら想像を超えてきたって意味でのギャップはある。慣れないこととかできない自分に悔しいことは勿論あるけど、めっちゃくちゃ楽しい。入社1週間目で新卒プロジェクトに携わらせてもらえると思ってなかった。(笑)。

袖川>
そっか、まだ1ヵ月経ってなかったね!あと気になったのが、前職での経験で活かせてることはある?

工藤>
BOX初の人材紹介業界出身ってこともあって、業務の大まかな流れとか面談の流れとかに関してでいうと、人材やってこなかった人たちよりも慣れてるかもしれない。

袖川>
確かに最初の面談もなんか堂々としてたよね。面談時に意識していることはあるの?

工藤>
ラポール形成!それに尽きる!候補者といかに仲良くなれるかは大事にしてる。求人の提案とかって後からでもできることかなと思ってて。ただ初対面の人と会う時最初に「この人無理」って思ったら無理じゃん?だから、候補者さんに不快感なく話してもらえるか、あとせっかくなら楽しい時間を過ごして欲しいな~っていう想いはあるかな。これも前職の上司から教えてもらえた。

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袖川>
確かにね!人の印象って最初の数秒で決まるっていうよね。そんなみつきが今後やりたいこと、挑戦したいことはある?

【気持ちの赴くままに走り続ける】

工藤>
最低限+α 120%の成果を出していられる人ではありたい、自分に負けるのが悔しいから。あとは新卒採用プロジェクトで、大学生のキャリア選択肢を広げられるような存在でありたいと思っている。大手や中小企業もそうだけど、ベンチャーやスタートアップの選択肢もあるんだよ!ってね。他にも色んなことに挑戦したい、、、何があるか予測できないけど(笑)。

いずれにしても何かしらチャレンジをしている状態ではありたい。

袖川>
いいねワクワクするね!最後に意気込みをどうぞ!

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工藤>
社内外にいい影響を与えられる存在でいたいと思っています。
社外でいうと光史さんも言っているけど、別に人材紹介をしたいわけでもなくて、その人の人生ベースで相談に乗れる人でありたいと思っている。私自身は良いアドバイザーに恵まれて会社選びできているけど、それを享受できていない人達のためにありたい。社内でいうと採用支援事業に限らず、新卒プロジェクトをドライブすること。

私自身失敗体験をできたので、これから入社してくる人達で苦しんでる方がいたら力になりたいし、常にポジティブを伝播させる人間でありたい!!

P.S
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